歌手の近藤真彦さんがきょう30日(2021年4月)をもって、ジャニーズ事務所を退所します。同社サイトに発表文が掲載されました。
近藤さんは20年11月の週刊文春による不倫報道をうけ、活動自粛を申し入れ、事務所側も「処分として当然の結論」などとしていました。
「家族の理解がすべてだと思う」
文春報道直後のワイドショー通信簿(J-CASTテレビウォッチ)記事をみると、「近藤真彦、無期限自粛に加藤浩次『ライブまで自粛する必要ある?』 本人は『家族に謝罪し、理解してもらった』とコメント」(スッキリ、20年11月17日)や、「近藤マッチ無期限自粛に『厳しすぎる』『妥当だ』街の声は二分! 不倫を研究?している若狭弁護士『このケースはノスタルジアかな』」(とくダネ!=当時=、同)で紹介していました。
スッキリ通信簿記事では、近藤さんが、家族と話し合って謝罪し、理解してもらったというコメントを出したことを受け、番組キャスター(当時)のお笑いタレント、近藤春菜さんが「不倫報道の場合、家族の理解がすべてだと思う」としつつ、状況によっては活動を続けることで家族を傷つけることもあると指摘し、「真摯に出来事と向き合うことは大事」と活動自粛に理解を示していました。一方、MCの加藤浩次さんは、「マッチさんなんかは、ライブ活動などまで、自粛する必要あるのかな、と思うけど」と、疑問を呈していました。
今回の事務所による退所発表文には近藤さんのコメントも載っています。「一連の騒動」に対して、ファンや関係者に「お詫び」をしたうえで、事務所との話し合いの末、「僕の新しい旅立ちを理解していただき」、退所することになったと報告。「金八先生」など過去の仕事にも触れつつ、「これからもジャニーズの名を汚さぬよう仕事を続けさせていただきます」とも宣言しています。末尾では「ありがとうジャニーズ ありがとうステキな後輩達 ありがとうジャニーさん」と感謝の言葉を続けていました。