紀州のドン・ファンと呼ばれた資産家・野崎幸助さん(当時77)が覚せい剤を飲まされて殺害された事件。殺人の疑いで逮捕された元妻、須藤早貴容疑者(25)の人物像とは?
司会の夏目三久「捜査当局がスマホの位置情報を調べたところ、元妻が覚せい剤の密売人と同じ時刻に同じ場所にいたことがわかりました」
高校の同級生が語る人物像
和歌山県田辺市の野崎さん宅からは台所や掃除機から覚せい剤が検出された。警察は須藤容疑者が覚せい剤についてスマホで検索しており、SNSで密売人と連絡していたとみて調べている。けさ30日(2021年4月)付の毎日新聞は「ネットで殺害方法を検索 離婚を懸念か」と伝えた。
須藤容疑者は、札幌の高校を出た後、美容専門学校に入り、上京後はモデルをしていた。高校の同級生は「権力を持つグループに属し、タバコや酒をやっていた。卒業後はホストに走ったりしていた」と話す。逮捕時の住まいは、東京品川区の1LDKでも家賃が月23万円以上するタワーマンション。野崎さんの死後は関係会社の社長に就き「ほとんど出社せずに年7000万円の報酬が出ていた」(元監査役)という。野崎さんから離婚を切り出されていたとの情報もある。
警察は須藤容疑者の認否を明らかにしていない。
(あっちゃん)