「コントロールするという考え方はないのでしょうか」
さらに、酒を飲むために神奈川に移動する「越境都民」も多い。自由が丘から川崎市に飲みにきていた若者は「(ルールが)もっと厳しければ宅飲みとかZoom飲みとかに切り替えるけど、実際に神奈川で飲めるなら来て飲んじゃいますね」と言う。
MC谷原は、
「制限を加えれば加えるほど、持ち込み、路上飲み、レンタルルーム飲みなど抜け道をどんどん探していく。それならば、感染防止の環境を整えて、店でお酒を提供できるような状況を作ればいいのではないか。コントロールするという考え方はないのでしょうか」
と問題提起。昭和大学医学部客員教授の二木芳人医師は「山梨県のように、お店の努力に行政が応じて、時短なんかも免除していくという考え方は基本的に大事です。でも、やはり飲みに行かれる方というのはコロナに対する警戒心が薄い。そういう方々に届くようなメッセージを改めてしっかり出していくということも重要です」と解説していた。
(ピノコ)