「きのう(2021年4月26日)、新型コロナウイルスによる国内の死者が累計で1万人を超えました。止まらない感染拡大の中、インド由来の二重変異株が東京で初めて確認されました。一方、宣言2日目のきのう、各地で変わらない満員電車の光景が見られました」とMCの谷原章介が伝えた。
満員電車での感染リスクについて医師が解説
乗客が撮影した20時ころの東急大井町線の車内は、人が通る隙間もないほどぎゅうぎゅう詰め。立っている人は肩をすぼめてスマホを操作している。JR大井町駅のホームも、行きかう人々の方がぶつかり合うくらいの混雑ぶりだ。政府はテレワークの徹底を求めているが、朝の通勤風景は変わっていないようだ。
満員電車での感染リスクについて、昭和大学医学部客員教授の二木芳人医師は「密な状態ですから、リスクはゼロではありません」としつつ、「換気はしていると思いますので、みなさんに感染対策、特にマスクをしていただいて、車内でおしゃべりをしなければ、それほど恐れる必要はないと思います」と続けた。
つり革などを介しての感染リスクは?「接触感染の低いとCDC(アメリカ疾病対策予防センター)のガイドラインも変更されました。でもゼロではないので、みんなが触れる場所に触った後はすぐに消毒をしましょう」と二木医師は言う。