1年前、道頓堀を飛び出し、京都の雨の中で行き場を無くした千代(杉咲花)に偶然会って声をかけてきたのは、千代の父・竹井テルヲの後妻・栗子(宮澤エマ)だった。千代を家に連れて帰った栗子は、千代にあることを千代に切り出す。
栗子「あんた、いくとこあれへんのやろ?身寄りのない、うちの孫・春子を育ててくれへんか」
相変わらず、無理をいう栗子。ところが行くあてのなかった千代は、仕方なく栗子と春子と一緒に暮らすことに。
■春子からの「お願い」とは
しかし幼かった千代から父を奪い、その結果家族がバラバラになった原因となった栗子に対し素直な気持ちで話せない千代。夫である一平(成田凌)と離婚することになった原因でもある灯子(小西はる)への感情も重なり、憤りを隠せなかった。
千代は、意図せず春子を傷つけてしまうが、千代は春子からあることをお願いされる...。
一方では、道頓堀から姿を消した千代を探し出し、引退を知った人気漫才師・花車当郎(塚地武雅)とラジオドラマの脚本家である長澤(生瀬勝久)の姿がNHK局内で見当たらなくなってしまった。(NHK総合あさ8時放送)