「着飾る恋には理由があって」お洒落な川口春奈はキレイだが「ドラマって可愛さ披露会じゃないよ」の声!「ここでキュン...の押しつけが心に響かない」「向井理がステキ過ぎて、横浜流星がかすんで見える」

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   川口春奈(26)主演のTBS系ドラマ「着飾る恋には理由があって」4月20日(2021年)から始まった。初回平均視聴率は9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯)と、今季9%以下スタートのドラマが多い中で、まずまずといったところだ。

   初回から川口春奈は、ワンピースやセットアップ、ワイドパンツ、コートなどデザインやカラーの異なる4種類もの全身コーデを披露、ファンから「どれも素敵な衣装」「オシャレすぎる」「春らしく華やかで爽やか」と称賛の声があがった。ただし、肝心のドラマのほうは「ドラマって可愛さ披露会じゃないよね」「なんか心に響かない」とイマイチの印象を受けた人が多かった。今後に期待といったところか。

  • さすがモデル出身、オシャレに着こなす川口春奈(TBSの公式サイトより)
    さすがモデル出身、オシャレに着こなす川口春奈(TBSの公式サイトより)
  • さすがモデル出身、オシャレに着こなす川口春奈(TBSの公式サイトより)

4種類の全身コーデを披露した川口春奈はキレイだが...

   主人公は、会社の宣伝を兼ねて始めたSNSのフォロワーが10万人近くと、インフルエンサーとしても活躍する真柴くるみ(川口春奈)。ひそかに思いを寄せる社長の葉山祥吾(向井理)のため、「憧れの存在」であり続けようと背伸びする日々を送っていた。だが、マンションの契約更新を忘れたせいで部屋を追い出され、「姉御」と慕う早乙女香子(夏川結衣)のマンションに行きつく。表参道の一等地に建つ彼女の大きな部屋で、個性的な面々とシェアハウスすることに。

   「ミニマリスト男」藤野駿(横浜流星)や、オンラインカウンセラーの寺井陽人(丸山隆平)、アーティストの卵の羽瀬彩夏(中村アン)ら価値観の違う人々とひとつ屋根の下で暮らしながら、モードやファッションのよろいを脱ぎ捨て自分らしく生きる姿を描く...という展開。

   冒頭、チェックのブラウスに菜の花のような黄色のスプリングコートで登場。引っ越しシーンでは赤でまとめたラフなコーディネート、発色のいい緑のブラウスに人気色コーラル系のワイドパンツと、くるくる変わるファッションに、ネットではこんな声が。

   「川口さん全ての表情が可愛い、流星君の存在感、脇を固める俳優さん達も魅力的、ワンちゃん可愛く、色々オシャレで元気もらえる。一番驚いたのは工藤夕貴さん。川口さんのお母さん役。一人だけあまりにも素人っぽいが誰?と思い最後に名前が出てびっくり。全く面影ない」

島出身のインフルエンサー役が現実の本人と重なる

   「今回のドラマ衣装、本当にインフルエンサーとして見事に着こなしていて、ビビットなカラーからボリュームのあるシャツなど、トレンドがふんだんに取り入れられ、若々しくてすごく綺麗です。目が楽しい。部屋着のラフなメガネにジャージみたいなスタイルも、ギャップがあっていい。ネイルをやめて、少しずつ着飾っているものをやめていき、それが楽になっていくことに気づくのはいつなのかな?」

   「着飾ることで自分の居場所を得ているものの、本当の自分を押し込んでいるくるみと、本当の自分を前面に出している駿の対称的なキャラクターを丁寧に描いたという印象。『携帯の中に答えはない。桜の木の下でその人をよく見て決めればいいんじゃない?』というセリフは素敵だと思いました。 コリーのこうじにも本当に癒されます」

   「インフルエンサーで田舎の島の出身と、長崎県五島列島出身の現実の本人に寄せた役ですね。大きな目とくるくる変わる表情で背伸び女子を演じる姿には好感を持ちました。竜星君は髪が短くて吉沢亮と見間違えてしまった。思いのほか普通の役もできると感心。関ジャニ君もいいアクセント。締める大人が夏川さんだけだが、おとぎ話と現実のかけ橋役?向井君もいつもの向井君。星野源の音楽もいい。工藤かあさんにはびっくりしたよ」

向井理、夏川結衣、中村アン...と脇役陣が豪華で光る

   光る脇役陣に期待の声が。

   「男性陣がこれまた皆様すばらしい!爽やかな向井理は久々なのでワクワク。あと演技がうまい中村アンがどう出てくるか楽しみ」

   「向井理さんがステキ過ぎて、横浜流星さんが霞んで見える。目つきが鋭くてキツイ陰気なイメージだから、駿のようなテンション高めの役は違和感があり過ぎです。来週の予告に向井さんチラッと出ていたから期待しちゃうけど、あまり出て来ないでしょうね。流星さんより目立ったらマズいでしょうから」

   「夏川結衣さんはほんといい。中学聖日記の母役のとき、正直、さすがに老けたな〜と思ったけど今回は復活。変わらず透明感と安心感。若い頃は、今の春奈さんより綺麗だったかも。応援しています」

スマホに費やす息苦しさで、見ているほうの肩が凝る

   しかし、「オシャレの押しつけ」が目立ち過ぎて、心を打つものが少ないという声も多かった。

   「キラキラな家にキラキラな仕事、キラキラな生き方。今時のキラキラを全て詰め込んでいるのに、なぜだろう、魅力を感じない。昔のトレンディードラマはキラキラを全面に押し出していても面白かった。あり得ないと解っていても魅力的だった。内容?俳優さん?自分が年取った?うーん...何が違うんだろ?」

   「ここでキュンしてください、というポイントが見え透いて、むしろ邪魔くさい。とにかく映像がきれい。横浜流星と向井理、どちらも甲乙つけがたいイケメン。川口さんは文句なく可愛い。だからもう少し、キュンとするのはどんな時か、琴線に触れるものを探してほしい。使い古しのパターンじゃなく。顔が近づいたり、予期せず触れ合ったり、そういうのは見飽きちゃってもはや心に何のさざ波も立たない」

   「可愛い人が主役をやると、ドラマの話じゃなくて、ウエストの細さとか外見に目がいって、話そっちのけになるよね。川口春奈ってモデルだったけど、ドラマって可愛さ披露会じゃないよね」

   「キュンキュンドラマにありがちな感じ。知らない人の車に乗るなんて絶対ないし、シェアハウス知らずに引っ越すとかないし、社長のネクタイを直すくらいならわかるけど、結ぶのはやりすぎで、気持ち悪い」

   「オシャレのゴリ押し。会社の雰囲気、登場人物のファッション、街の雰囲気、話の流れ...などなど。おしゃれだろー、おしゃれだろーって感じが鼻につく」

   「観ていてなんか疲れた。かなり若い方が対象のドラマと、すごく感じる。1日の大半をスマホに費やす息苦しさが伝わり、観ているほうの肩が凝りそう。役者さんは脚本に沿っての演技だし、面白味のない内容になるのは可哀そうだが、向井理だけは自然な演技がほんと良かった」

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