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厚労省と病院・医師がひた隠す「新型コロナワクチン副反応死」40代男性が接種した夜に急死

   コロナワクチンの接種がいつになるのか見通せないなかで、週刊文春に気になる記事がある。北海道旭川市に住む医療関係者が「四十代の男性が接種の翌日、突然亡くなりました」と話すが、この事実は公表されていないというのである。

   接種当日、打った腕に違和感があると訴え、形成外科、循環器内科へ行った方がいいといわれて帰宅したが、その夜に急変し、旭川赤十字病院に搬送されたが息を引き取ったという。特に持病はなかったそうだ。

   ところが、病院や医師は、この男性の死亡はPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)に報告していないという。理由は、ワクチンの副反応ではないと判断したからだという。厚労省のホームページでは、報告基準は「アナフィラキシー」や「医師が予防接種との関連が高いと認める症状」とあり、すべてを報告するようにはなっていないからだ。

   しかし、上昌弘・医療ガバナンス研究所理事長のいうように、「早期に亡くなる方は理由がわからない場合が多く、因果関係は否定できないため全て報告すべきでしょう。(中略)今回のケースと同じような例は他院でもあるかもしれません。もしそうであれば、接種への不信感につながりかねないでしょう」

   特段の疾患はないと思っていたのに、実際は糖尿病が進行していたということもあり得る。今はすべてのケースを報告し、それを情報公開すべきだ。不都合なものを隠すから、国民は政権を信用しなくなる。今からこれでは、ワクチンを接種したくないという人が増えるに違いない。

   最後に、LINEが高校生限定のオープンチャットに、中年男が「サクラ投稿」していると、週刊文春が報じている。これがスタッフの独断ではなく、本社からの指示で、本社が作成した「ヤラセ指南書」も入手したというのだ。

   LINEのやっていることは疑問符のつくことが多い。ユーザーである政府や自治体、企業、個人もLINEをいったん使用するのをやめて、さまざまな疑問に答えさせた方がいいと思う。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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