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ジェンダーレス・モデルの井手上漠 人生がカラフルに変わった母の一言「そのままでいいんだよ」

   フライデーが井手上漠(いでがみばく)という18歳のジェンダーレス・モデルを取り上げている。写真を見るだけでは女の子とも男の子とも見分けがつかない可愛い子だ。

   人口約2300人の島根県隠岐の島から今春上京したそうだ。漠が注目を集めたのは、2018年に出場した「ジュノンボーイコンテスト」で賞を獲得したことだった。以来、"可愛すぎるジュノンボーイ"として脚光を浴びてきたそうだ。彼のツイッターのプロフィールには「性別ないです」と書かれている。漠はこう語っている。

   <「私は身体も戸籍も男性ではあります。でもメイクをしたり、可愛い洋服を着たりもします。だからといって女性になりたいわけではありません。心は男性的な部分もあるし、女性的な部分もある。どちらでもあるし、どちらでもないんです。(中略)でも"男か女か"の2択だけですべての人はキレイに分けられることなんてない。そのことを多くの人に知ってほしいんです」>

   転機になったのは中学2年の時、母親から「漠って男の子が好きなの?」と聞かれたことだった。そこで、クラスの子から気持ち悪いといわれたこと、髪を短くして辛かったこと、男の子も女の子も恋愛対象になることをすべて話した。話を聞き終えた母親は、「漠は漠のままでいいんだよ」と、彼のすべてを認めてくれたという。その瞬間、人生が変わり、「モノクロだった世界がカラフルになっていった」そうだ。

   漠が初のフォトエッセイ集『normal?』(講談社)を出した。正直、私にはわからない世界だが、人それぞれが自由に生きる権利は守ってあげたいと思っている。

   エンゼルスの大谷翔平が開幕から好調である。日米通算100号になるホームランを打ち、ピッチャーとしても、やや制球難はあるものの、160キロを超えるスピードボールとシンカーで打者をキリキリ舞いさせている。

   週刊新潮で、岩手県に住む父方の祖母が「(大谷の=筆者注)姉さんも結婚したし、出来たら私が元気なうちに結婚してもらいたい。翔の子の顔も見たいしね......。それで活躍してくれれば文句なしだ」といっている。

   大谷がどういう女性を選ぶのかは、日米の野球ファンにとっては最大の関心事だが、オバアチャンならずとも、早く見てみたいものである。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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