「かたづけたいけど捨てたくない」「やせたら着られるから捨てない」といったお家の悩み事の常連・物の収納問題を取り上げた。
そうした物があふれる、お笑いタレント・ゆめっちの都内にあるワンルーム9畳の部屋を、整理収納アドバイザーの梶ヶ谷陽子さんが訪れた。ベッドの上も床の上も、服が山のように散らかる。「収納場所が物の量に対して少なすぎです」と、プロの指摘。既存の収納スペースはクローゼットと備え付けの棚、キッチン上下の棚しかなかった。
ゆめっち「これだけ入ると気持ちいい」
収納作業開始。服、雑貨、メイク用品、食料とアイテム別に分類するのに1時間かかった。いま着る服はアルミハンガーにかけてクローゼットに。シーズンオフの洋服はポリプロピレンのボックスに入れてクローゼット上のスペースに。下スペースにも衣装ケースを置いて、余った服の置き場にした。
それでもまだ収納しきれない服もあったが、梶ヶ谷さんは「最強のデッドスペースはベッドの下」と、引き出し式衣装ケースのサイズ違いアイテム10個を組み合わせてかたづけた。マスクや文房具は大小のボックス5個に入れて備え付け棚に。微妙なすき間が出来れば、スチール製のブックスタンドやマグネットフックを駆使し、小型鞄や袋などを収めた。キッチンでは、タオル掛けやファイルボックス用ポケットなどを活用して収納場所を確保した。
ゆめっちは、
「これだけ入ると気持ちいい」
としきりに感心。食料は、ファイルボックスにまとめ、その下にキャスターをつけて動かせるように、上にはふたをして小机がわりに使えるようにした。
30分を超す放送時間枠
これらは全部、無印良品のアイテムだそうで、30分を超す放送時間枠に何度も社名を表示、まさか広告代はとっていないだろうから、同社から感謝状ものだ。スタジオの若手お笑いタレントを中心としたゲストたちは「すごい」「気持ちいい」といつもの決まり文句を連発し、一生懸命はしゃいでいた。ここまでくると、なんだか物悲しいぐらいだ。
(あっちゃん)