先週17日(2021年4月)の土曜日、東京・八王子の木造アパートの外階段が崩落し、利用していた50代の女性が約2メートル落下して意識不明になっているが、専門家は「考えられない事故」という。街中に普通にあるアパートの安全性はどうなっているのか。
22日、現場前から大竹真がリポートする。「アパートの外観は比較的きれいで、それほど年数がたっているようには見えません」という。落下した階段は、1階から2階に向かう踊り場から上の部分で、踏み板は金属製、側面は木製だ。
「築8年で崩壊というのは聞いたことがないと...」
大竹が専門家に原因を聞いた。一級建築士の岩山健一さんは「雨が当たる外階段で、木材と金属を合体させたら傷みやすいですよ。木の部分は腐食し、そこから金属部分はサビますからね。こんなつくりは考えられません」と呆れる。やはり一級建築士で欠陥住宅に詳しい藤島茂夫さんは、「建物本体の梁などの木の部分が腐食して、そこに止めてある金属部分から落ちたのではないでしょうか」と見る。
キャスターの岩田絵里奈アナ「お二人とも、築8年で崩壊というのは聞いたことがないと話しています」
みちょぱ(タレント・池田美優)「普通に歩いてて落ちちゃったということですから、同じようなアパートに住んでいる人は不安ですよね。早く原因がわかるといいですね」
入居する前に、こうしたアパートの安全性はどうやってチェックすればいいのだろう。
(カズキ)