韓国の人気女優、ソ・イェジさん(31)が、当時交際していた俳優のキム・ジョンヒョンさん(31)に指示して「不機嫌な記者会見」をさせるなどしていたとして、韓国のメディアやSNSをにぎわせている。マインド・コントロールで操っていた、といった記事も出ている。
ジョンヒョンさんは、ドラマ「愛の不時着」などでも主要な役をつとめたが、イェジさんと交際していた2018年当時にあったドラマの制作発表会見では、不機嫌な表情で終始し、相手の女優と腕を組むことを拒絶。写真撮影の途中で主演女優を残し、会見場から立ち去ってしまった。イェジさんはドラマ「サイコだけど大丈夫」で、主人公の男性に激しく執着するヒロイン役を熱演した。世界から高い評価を受けた。
事務所は疑惑を否定
韓国メディアが先週月曜日(2021年4月12日)の報道によると、ソ・イェジさんは「(共演女優との)スキンシップは全部なしで」と指示、キムさんは「もちろんです」と応じた。「きょうの報告がないけど」、「女性スタッフにはあいさつもしてないし、他の人にも無愛想に振舞いました」。イェジさんはさらに、ドラマの内容や撮影現場の振舞いまで指示。「常に無愛想に(台本の)修正がんばって。スキンシップは絶対NG」、「もちろん絶対NGです」。
先週火曜日、ジョンヒョンさんは、謝罪文の発表に追い込まれた。「初主演をつとめたドラマは、私にとって特別な作品でした。しかし、プライベートでとんでもない失態を犯してしまいました。ドラマの途中降板や制作発表会での態度は、間違っているものでした。すべての関係者の皆様に、心よりお詫び申し上げます」。
すると今度は、イェジさんにSNS上で非難が集中。「気に入らない友達の頬を思いっきりたたいていた」と投稿されたり、中学時代の校内暴力やパワハラ疑惑も指摘されたりした。イェジさんの事務所は、マインド・コントロールをはじめとする疑惑を否定するコメントを発表した。しかし、CMの降板などが相次いでいる。
玉川徹「そういうことがあるのね」
コメンテーターの玉川徹は、「間違ってた、ってこの人は言ったんでしょ。いいとか悪いとかじゃなくて、ああ、そういうことがあるのね。っていう感想ですけどね」と、ことば少な。おじさんの感想を代表したか。
羽鳥モーニングショーは、各局(同時間帯情報番組)で世帯視聴率が一番だが、20~40代女性では低いと指摘されている。これを挽回しようとしたのか?今回は空振りか。
(栄)