MCの谷原章介が「レンタルスペース飲みとは、いったいどういうことなのでしょうか。取材を進めると午後8時以降も飲み会ができてしまう、その抜け道の実態がありました」と伝えた。
「レンタルスペース」とは、会議やパーティーなどができるスペースを時間単位で借りられるもので、多くが酒や食事の持ち込みも自由だ。
オーナーは「室内にカメラを設置し、状況を把握できるようにしています」
SNS上では「流行りのレンタルスペース飲みしよう」「レンタルスペース飲み、時間制限がなくて密でもないから楽しいよ」などという呼びかけが散見される。また、利用者の男性は「飲食店が閉まる午後8時以降にもできる。誰の目にも触れないですからね」と話す。
この新現象を不安視する声もある。都内のレンタルスペースの下の階でバーを営む男性は「利用者はいつも10~15人くらい。昼から夕方までパターンと夕方から朝までパターンがある。騒音なり、ごみ問題なり、感染なりが心配です。1番怖いのは上でクラスターが発生すること」と話す。
一方、レンタルスペースのオーナーは「政府のガイドラインのもと、感染対策を徹底しています。室内にカメラを設置し、状況を把握できるようにしています」と説明。その上で「コロナの影響で売り上げは半減していて、補償ではまかないきれない状況です」と話した。
永島優美「人の目に付かないというのは...」
谷原「結局、飲食店が時短になっても抜け道をみつけて飲み会を開いているのですね。夕方から朝までっていうのは感覚としてやりすぎです。大分みんなストレスが溜まっている感じがしますね」
永島優美アナ「人の目に付かないというのは、感染対策の甘さに必ずつながります」
武井壮(タレント、十種競技元日本チャンピオン)「みんな今、『お前ら、いいって言うまで走ってろ』って言われているようなもの。そうすると人はゆっくり走りだす。要するに緩んでくるってことです。でも、『1キロ本気で走ってこい』って言われればタイムが上がったりする。やはりゴールがあると人は頑張れるんです。10周終わったらまた『5周走ってこい』とずっと言われるんだろう...と思うとこうなるという例です」
(ピノコ)