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松山英樹マスターズ勝因は「不愛想」と「嫌われる勇気」!来年はタイガー・ウッズとの優勝争い見たい

   今週最大の話題の人物はゴルフの松山英樹である。日本人として初めて「マスターズ」に優勝したのである。私も見ていたが、終わってみれば1打差という辛勝だったが、プレー中の松山にはプレッシャーは感じられなかった。まるで勝利の女神は俺に微笑むんだと確信しているかのようだった。

   ヒヤッとさせられたのは最終日の15番ホール。第2打がグリーンをオーバーして奥の池に入った。だが、松山はあわてなかった。ピンを狙わずにグリーンの右にボールを落とし、ボギーで上がった。この冷静さが、これまでの松山との違いだった。

   最終ホールの2打目をバンカーに打ち込んだが、確実にバンカーからグリーンに乗せ、2打でカップイン。優勝した瞬間、TBSのアナも中嶋常幸も涙で沈黙してしまったのに、一番冷静だったのは松山だった。タイガーのように吠えてもらいたかったが、感情を表に出さない男は、ギャラリーの前でグリーンジャケットを着た時だけ、両手を挙げて喜びを表した。

   週刊文春は「嫌われる勇気」を持った男だと評した。週刊現代は「不愛想な男の強味」と。来年、もしタイガー・ウッズが奇跡のカムバックをして、「マスターズ」で松山と優勝争いをする姿を見たいものである。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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