山梨のキャンプ場女児不明 今も続く中傷に母がとった行動

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   1年7か月前のおととし(2019年)9月、山梨県道志村のキャンプ場で行方不明になった小倉美咲さん(8歳)の母親・とも子さんを誹謗中傷したり脅迫するSNS投稿は依然として続いていて、とも子さんはTwitter社に対し、投稿者の情報開示を求める裁判を起こした。

  • 番組公式ツイッターより。
    番組公式ツイッターより。
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投稿者のメールアドレスの開示など求める

   きのう15日(2021年4月)、とも子さんは「スッキリ」にこう心境を語った。「家に帰ってこれなくて苦しんでいる美咲に対する中傷であったり、卑猥な言葉もネットでいくつも目にしたので、母親として、美咲を守るためにも声を上げなくてはいけないなと思いました」

   投稿は「もう生きていない。あきらめたほうがいいよ」「おまえが犯人だろ」「殺すぞ」なんていうのはまだいいほうで、放送できないようなひどいものが少なくないという。

   これまでに、恐喝の罪や「募金詐欺」とブログで書いた2人の男が起訴されているが、とも子さんの代理人弁護士は「最近はストレートな表現が減って、刑事告訴がかなり難しい」という。

   今回の民事訴訟は、9~10月に第1回口頭弁論が行われ、来年1~2月に裁判所の判断が出る見通しだ。とも子さんの訴えが認められれば、SNSの投稿者の電話番号やメールアドレスが開示され、それをもとに刑事告訴や損害賠償請求に踏み切るとしている。

   菊地幸夫(弁護士)「名誉棄損で起訴というのは、(誹謗中傷が)具体的じゃないとなかなか難しいんです。その下に『侮辱』で過料というのがあるんですが、最高額が1万円なんです。これをもっと重くするべきだと思いますね」

   なによりも、美咲さんが早く見つかってほしい。

(カズキ)

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