つい作りすぎて余ってしまう料理を「ラヴィット!」が主婦200人にアンケートすると1位は肉じゃがだった。そこで、和食の肉じゃがを中華料理にリメイクするレシピを中華料理の金子優貴シェフに聞いた。
金子さんが第一にすすめたのは、余り肉じゃがから春巻きを作るレシピ。10分でできあがるという。材料は余った肉じゃが150グラム、春巻きの皮2枚、小麦粉適量、それに普通のスーパーにある「ピザ用チーズ」だ。
揚げるのにフライパンを使う
容器に肉じゃがを入れ、フォークで少し粗めにつぶす。「ジャガイモのデンプンがとろみを生んで餡に早変わりします」と金子さん。これを皮で巻くが、餡を皮のまん中よりやや手前に平たくのせるのがコツ。ここに「ピザ用チーズ」をひとつまみ。チーズの塩分が肉じゃがの甘みを引き出すそうだ。
皮を巻くときは、まず手前からかぶせるように。つぎに、左右両端からたたむように。そこでいったん、空気を抜き、軽く押さえて2回巻く。小麦粉を大さじ1杯の水でといて皮にのり付けする。
揚げるのにフライパンを使うのもポイント。油は春巻きの上部が出るぐらいの深さ。サラダ油は170度が目安で、温まってから春巻きを入れ、強火から徐々に弱火へ、きつね色になるまで揚げたら完成だ。油はキッチンペーパーでふき取る。たれなしでも食べられるという。
進行役のお笑いコンビ「ニューヨーク」の嶋佐和也「今までで一番簡単だった」。同じく「ニューヨーク」屋敷裕政「料理というより工作。センスもあんまりいらない」。
ゲストの試食は、相変わらず「すごくおいしい」か「めちゃくちゃおいしい」の連呼だった。いつまでやるのかね、このパターン?
(あっちゃん)