今、若者たちの間でブームになっている「しゃるんです」をご存知だろうか。平成初期に流行った厚底靴やたまごっちなどが、令和時代のいま、「平成レトロ」としてブームになっているそうだ。きょう14日(2021年4月)の「モーニングショー」が特集した。
「しゃるんです」は、レンズ付きフィルム「写ルンです」のこと。「うつルンです」と読む商品名だが、若者のなかには「しゃるんです」と呼ぶ人もいるという。富士フィルム1986年に発売し、平成初期に大ヒットした。現在は、丸みのあるフォルムに変身し、現像した写真をデータとしてスマホに送るサービスもある。斎藤ちはるアナウンサーは「私も2、3年前から使っています」。
厚底靴やたまごっちも
このほか、今の若者たちにウケているのが、厚底靴やたまごっち、インスタ映えするクリームソーダや昔ながらのプリン。たまごっちの現在のバージョンは、通信機能が充実して友だちと連携プレーも可能だ。番組が街で話を聞いた20歳の女性美容師は「(厚底靴は)お母さんが前に持っていたと言っていて、時代は回っているんだなと思った」と話していた。
スタジオでは、昭和生まれのMCの羽鳥慎一、コメンテーターの浜田敬子(元AERA編集長)、玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)が大盛り上がり。「写ルンですは、最初に出たときは便利だなあと思いましたね」「たまごっちは、少し目を離すと死んでいて...」「肩パッドの服で就活していました」「あの時代(のファッション)は、男も女も逆三角形だったんだよねえ」などと思い出話に花を咲かせるなか、平成生まれの斎藤アナは「へえー」「ふーん」「なるほど」と相槌を打つのが精いっぱい。最後は羽鳥が「平成初期はもうレトロなんですねえ...」としみじみつぶやいて、締めていた。
(キャンディ)