年間生産18億食というインスタント袋麺をラヴィット・ランキングで取り上げた。これまで特定企業の商品に限定した中から採点することが多かった企画よりは、全体に広げて食べ比べた点は、はるかに改善されたといえそうだ。
いまや国民食の袋麺からスーパーやコンビニで買える20品をプロのラーメン職人5人が試食していった。「厳選」「超一流「ガチンコ採点」と、何を基準にそう言い切るのかわからない掛け声は相変わらず。そうして選ばれた1位は、「中華三昧 赤坂榮林 酸辣湯麺」と漢字だらけの中国語教材みたいなスーラータンメンだ。スタジオでゲストにふるまわれた。
川島明「スタジオ中に...」
司会の川島明「スタジオ中に香りが充満しています」
田村真子アナウンサーが「酸味と辛味が癖になる一杯。とろみのあるスープに卵を入れることでより本格的な味わいを楽しめます」と宣伝文句を朗読する。
ゲストからはこれもおなじみの「ウワー」「おいしい」の決まり文句が連呼された。もちろん実際においしいのかもしれないが、このワンパターンを繰り返すたびに説得力は下がりかねない。
リリー(お笑いタレント)「麺とのからみが最高」
柴田英嗣(お笑いタレント)「これはノーマークだったね」
(あっちゃん)