秋篠宮家の長女眞子さまの結婚問題について婚約者の小室圭さんの代理人弁護士は12日(2021年4月)、母親の元婚約者に「解決金を渡す」ことを明らかにした。解決金は最大409万円になる見込み。小室さんが先週木曜日(8日)に公表した「28枚4万字」にわたる「反論」文書を公表した目的について同弁護士は、「これまでの対応を見える化すること。必要な経緯説明と訂正に目的を限っている」とした。
眞子さまは先週金曜日、小室さんの文書公表を受けて、「今回発表された文書を読まれて、いろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」とコメントを発表した。同弁護士は「今の時点では、話し合いというよりも、いわゆる解決金をお渡しする形で、この問題の解決に向けて進めていくということになります」。
対応を「見える形」に
4日前に公表した文書では、「何の話し合いもせずに、お金をお渡しするという選択はしないことに決めました。どのような理由があろうと、早期解決と引き換えに、借金でなかったものが借金であったことにされてしまう事態を、受け入れることはできないと考えたからです。これは将来の私の家族までもが、借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続けるということを意味します」と主張していた。文書公表以降、元婚約者側から連絡はないという。
小室さんが今回の文書公表を考え始めたのは昨年の11月30日。秋篠宮さまの誕生日だった。会見で「(2人の結婚を)決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないと思っている」と述べ、小室さん側の対応を「見える形」にすることが必要だ、とした。
小室さんは5月にロースクールを卒業、7月にニューヨーク州の司法試験を受ける予定だ。
「小室さんの文書も、パネルで丁寧に報道するのがフェアだ」(玉川)
コメンテーターの菊間千乃・元アナ(弁護士)「28ページの文書を頑張って読みました。印象がだいぶ変わりました。ほとんどの方は全部読まないで印象で語っていらっしゃると思う。反論文とは思わない。相手の元婚約者の方に最大限配慮しながら、これまでの経緯と対応を丁寧に説明した。向こうが代理人をつけず窓口は週刊誌の記者。話し合いに応じてくれない。プライバシーもあり、ものすごく難しい交渉だっただろうと思う。いい方向で解決するといいなと思った」。
コメンテーターの玉川徹(テレビ朝日)「今まで、元婚約者側の一方的な主張をメディアが増幅して、これに基づいて国民のイメージが出来上がっている。これはアンフェアだ。今回初めて経緯が小室さんの側から出てきた。私も全部読みましたが。小室さんの主張もパネルで丁寧に報道しましょう。それがフェアですよ」
一連の報道でだれが得をしたのか。もう外野は黙りましょうよ。
(栄)