常識を疑え!日本の牛乳は怖い...アルツハイマーやパーキンソン病の恐れ
週刊現代からも1本。常識を疑えシリーズ。今週は「日本の牛乳が怖い」というお話。私は、牛乳を飲むと下が緩むので、大人になってからはほとんど飲まない。星子クリニックの星子尚美院長が、牛乳に含まれる「乳糖」は小腸内のラクターゼという成分が分解するのだが、日本人はそれが不足する傾向にあるため、85%は下痢などお腹を下してしまうのだという。
国立がんセンターの予防研究グループは2008年(ずいぶん昔だが)に衝撃的なレポートを発表しているという。「乳製品、飽和脂肪酸、カルシウム摂取量と前立腺がんとの関連について」と題されたレポートには、牛乳の摂取量が多いグループは、まったく飲まないグループに比べて、前立腺がんを発症するリスクが1.5倍高くなるというのである。
さらに、日本では流通している牛乳の9割が超高温殺菌でつくられているが、これだとアミロイド線維が体内に蓄積して、アルツハイマー型認知症やパーキンソン病を起こす恐れがあるといわれるそうだ。そのため北欧では、超高温殺菌牛乳は「死んだ牛乳」と呼ばれ、スウェーデンやノルウェーでは、このやり方は0%、つまりやっていないというのである。私の子どもの頃は、牛乳と卵が一番栄養があるといわれ、毎日牛乳1本と生卵を飲まされた。時代とともに、栄養についての考え方も変わるものである。(文中敬称略)