シェア買い「達成感」の魔力 「お得」だけではない「ハマる理由」

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「フードロス対策にもつながるんですね」

   取材した主婦が使っているのは「シェアモル」というアプリ。買いたい商品の画面にある「グループを作る」ボタンを押して仲間を集めることができるし、誰かが作ったグループと一緒に買うこともできる。なかには100人集まれば81%割引されるという人を集めるハードルが高そうな商品もあるが、「集まっちゃうんです」と主婦は言う。

   実際に消毒用アルコールジェルを買う人を募集すると、たった15分で人が集まり、無事に購入できた。主婦は「この達成感を味わうために使ってるという面もある」という。また、友達と一緒に買い物した気分にもなれるという。

   俳優の山下真司が「安い! 企業は儲かるんだろうか?」というと、プレゼンターの横山は「儲かるからやるんです」。谷原の「赤字でしょ?」にも、「赤字だったらやりません。メリットがあるからやるんです」という。カズレーザーは「シェアで買う分、広告費かからないから、そのぶん値下げできる」。公認会計士の森井じゅんも「消費者自身が企画して、宣伝。口コミは効果が大きいので企業のメリットは大きい」と解説。

   実際にシェア買いサイトに出店している広島でクリームパンが有名な八天堂は「コロナの影響で店舗を縮小し、売り上げも半分に落ち込んでいた。シェア買いアプリ『カウシェ』から依頼され出品したところ、賞味期限が切迫した180セットが2日以内で売れた。ありがたかった」と話した。

   永島優美アナは「フードロス対策にもつながるんですね」と驚いていた。

(バルバス)

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