中村倫也主演のドラマ「珈琲いかがでしょう」(テレビ東京系)第1話が4月5日(2021年)に放送されたが、もともと原作ファンの間では「ぜひ中村倫也で実写化を」という希望が高かっただけに「倫也君の笑顔に癒やされた~」「倫也さんの優しい微笑み最高!」という絶賛の嵐だった。
原作を見たことのない視聴者からも「神キャストです」「珈琲の香りが出てくるテレビがあったらいいのに」などの反響もあった。
「神キャストです。中村倫也の最高傑作になりそう」
「珈琲いかがでしょう」は、コナリミサトさんの同名漫画が原作。主人公の青山一(中村倫也)が、心を込めて入れたコーヒーとさりげない言葉で、人生に傷ついた人たちの心を癒やしていく物語だ。
初回は2つのエピソード。1つ目の「人情珈琲」は、誠実・丁寧をモットーに働くOLの垣根志麻(夏帆)が、不器用さゆえ効率重視の部長(井上肇)には毎日のようにパワハラを受ける。一人寂しくランチタイムを過ごしていると、どこからともなくいい匂いが漂ってくる。香りの先には、青山が営むタコマークの移動珈琲店「たこ珈琲」があった。一杯一杯丁寧に淹れる工程と、出来上がった珈琲のおいしさに感動した垣根は、自分の不器用さにしんどさを感じていることを思わず青山に打ち明ける。
2つ目の「死にたがり珈琲」は、クレーム対応の電話オペレーターをしている早野美咲(貫地谷しほり)が、ただただ謝る毎日を送っていた。晴れた休日に洗濯物を干していると、珈琲の香りが漂ってくる。「こんな昼下がりは死にたくなる」。ベランダでそんなことを思った美咲。思わず、ガードルを落としてしまい、下に降りると、青山の「たこ珈琲」が...という物語だ。
ネットでは称賛の声があふれている。
「中村倫也さんが好きな役者さんなので、次回も観ようと思います。珈琲の良い香りが今にもしてきそう‥。あー、そのうち匂いまで感じられるTV出来たら楽しいのに」
「監督は、かもめ食堂やレンタネコの荻上直子さん」
「中村倫也は『凪のお暇』のゴン役があまりに魅力的だった。しかし、その後の『美食探偵』や『恋あた』にはゴンを越えるような魅力は感じられなかった。今回、たこ珈琲の店主が、あまりにはまっていて、久しぶりに彼の魅力が最大限に活かされたドラマだと興奮している!周りをゆったりと包みこむ独特の雰囲気。人生に傷付いた人々の心を癒す青山の存在は、中村倫也のキャラクターとぴたりと重なる。垣根が、青山の淹れる珈琲を『ガソリン』と呼ぶ台詞がやけに印象に残った。私も青山が淹れる『ガソリン』を心の中にゆっくりと流し込みたい気持ち。青山を探す謎の男・磯村勇斗の存在も、今後このストーリーにどう関わっていくのか、かなり気になっている」
「中村倫也のまったり感とドラマの緩い空気がこの時間帯にはちょうど良い。ゲスト俳優もそれぞれ個性があり毎回期待できそう」
「凪のお暇も好きだったので、このドラマも先々面白そう!と期待大です。出だしの主要2人のしゃべりがぼそっとして飽きるかと思ったけど、どんどんいい味になり、引き込まれる展開でした。くたびれた中年女の私に沁みますねーと。気になった監督は、かもめ食堂やレンタネコの荻上直子さん!嬉しいです」
「怪しい雰囲気と磯村勇斗の存在が気になる」
怪しい雰囲気が漂うところもステキという声が多かった。「さすがテレ東と言うべきか。 こういうドラマ求めていました。 何ていうか、殺伐としてなく、笑いを取るでもなく、だからと言って淡々とし過ぎているわけでもなく。2話構成なのも悪くなく、ゲストとそれぞれのストーリーが楽しめますね。磯村勇斗さんの存在が気になる!何なんだろう。きっと何かありそうだなぁ」
「社長やインド人との怪しい会話、付け狙う?アブナイ奴とか、謎の裏人脈を匂わせているので、どこかで『実はその正体は...』の展開があるのだろうな。あまり美味そうに見えないピンクのタコマークは別の意味あり?んーでも、倫也クンにアブナイ奴と対決するキレるアクションとかはムリな気がするし、大富豪お坊ちゃんとかか?」
「原作では結構過激になるが、映像でどう表現するか...」
原作のファンからこんな声が。
「原作のファン!中村さんも磯村さんも配役ピッタリです! そして、これから出てくる黒幕を誰が演じるかすごく楽しみです。最後まで読むとすごく癒される話ですが、途中、結構過激なので、映像でどう表現するか、変に変えないで!と願っています。とにかく、漫画の世界観が映像で見られて、幸せです!!」
最後にこんな声を紹介したい。
「原作ではこれから結構、過激になるんですかー。想像できないや。でもなんか独特の雰囲気がある。夏帆さんや貫地谷さんは、そのタイプの女性にぴったりで驚きました。上手いな。磯村君はまたそーゆーワルをやるんか。と内容わからんのに笑ってしもた」
「中村倫也のこれまでの役者としての熟成度が如実に表れているドラマだなーと思った。珈琲豆の如く。磯村勇斗でどうブレンドされるのか楽しみだ」