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回復祈りたい!室伏広治長官「脳リンパ腫」骨髄移植後も2週間は無菌室

   腐臭を放つ五輪関係の中で、スポーツ庁長官に就任した室伏広治(46)は唯一の希望の星だった。ハンマー投げのアテネ五輪金メダリストで、ロンドン大会まで4大会連続で出場するなど、まさに鉄人といってもいい頼もしい存在だった。

   週刊新潮によると、人知れず難病「脳リンパ腫」と闘っているというのだ。昨年秋に歩き方がおかしくなり、転んだりするから検査を受けたところ、脳腫瘍の疑いがあったので開頭手術をしたそうだ。それで脳原発性の悪性リンパ腫であることが判明したという。

   この病気の発症者は10万人に1人といわれる稀な病気だが、決して難病ではないという。<「50歳以下であればほぼ完治する病気です」(さる脳外科医)>

   順調なら、自分の骨髄の細胞を移植するので、副作用のリスクも低いため、ゴールデンウィーク明けには完治して退院できるという。だが、<「この治療の場合、点滴で骨髄を移植した後、抵抗力がゼロになる。だから2週間ほど無菌室で入院するはずです」(同)>

   万が一、東京五輪が開催されれば、白血病を克服した女子水泳界の池江璃花子と悪性リンパ腫を克服した室伏スポーツ庁長官が、世界から注目を集めることになる。室伏の回復を祈りたい。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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