感染対策しつつの熱中症対策 どうすれば?小児科医の回答とは

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   きょう8日(2021年4月)のあさイチは、子どもと新型コロナウイルスについて取り上げた。感染予防のためとはいえ、相次ぐ学校行事の中止や友達との交流の減少などから来るストレスで、心に不調をきたす子どもが増えているという。

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「子どもたちの心の叫びに耳を傾けていかないと」

   小児科医の森内浩幸さん「感染対策は大事ですけれども、それをやりすぎることで子どもの心の被害が大きくなっています。これについて私たち小児科医は非常に大きな危機感を持っています。感染したかどうかという分かりやすいことだけではなく、目には見えにくい子どもたちの心の叫びにしっかりと耳を傾けていかないと、トータルで子どもたちの健康がおろそかになってしまうのではないかと思っています」

   中学生以下の子どもにとって、新型コロナウイルスは感染しにくく、重症化もしにくいとされている。森内さんは「まず、大人が子どもにうつさないことが大事」と訴えた。

   小学生の娘を持つ視聴者からは「これから暑くなる季節ですが、感染症対策をしつつ、熱中症対策も改めて教えてください」とのメールが寄せられた。

   森内さん「感染症がその地域で今どのくらい広がっているかということと、その日の天気がどのくらい熱中症のリスクが高いかを考えながら決めることになると思います。ただ、屋外であれば、面と向かって長時間しゃべったりすることがない限り、そんなに感染のリスクは高くないので、あまり神経質にならないでください。むしろ熱中症の方が子どもたちが毎年大きな健康被害を受けていますので、そちらの方に注意をしていただけたらと思います」

(ピコ花子)

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