小学館の子ども向け雑誌『幼稚園』の付録が「すごい」と評判らしい。きょう8日(2021年4月)の「モーニングショー」は、番組冒頭からこの話題で盛り上がった。
「お母さーん、これ金額違うよー」と...
スタジオに登場したのは、高さ30センチほどの紙でできたセルフレジ。これが「幼稚園」5月号の付録というのだから、驚きだ。紙でできた牛乳パックなどの商品を「スキャン」すると、「328円」「288円」などと表示され、中から値段を読み上げる声もする。最後にはちゃんとレシートも出てきて、マイバッグもついている。4月1日に発売されたところ、幼稚園児向けの雑誌の付録とは思えないクオリティーの高さで品切れとなる書店も出ているという。
「幼稚園」の編集部大泉高志氏に番組が取材した。セルフレジを付録にした理由について「お子さんがやりたいけどやらせてもらえないものを付録にした」と説明。過去の付録には、ATM、アイス自販機、公衆電話もあったという。「子どもだけで作れるのか」と聞いたところ、「無理です。作れるお子さんがいたら天才。親御さんと協力しながら作ることを想定しています」。
MCの羽鳥慎一は「うちは毎月買ってます。過去にはクレーンゲームもありました。親に課されたハードルが高すぎ。結構大変です。システムと手間は幼稚園レベルをはるかに超えています」と心底感心した様子だ。スタジオのセルフレジは番組ADが1時間かかって仕上げたが、「私は2時間であきらめました」という。
一方、セルフレジで遊んでみたテレビ朝日社員コメンテーターの玉川徹は、何やら納得のいかない様子で、「同じものを2回やったら、違う金額が出た」とブツブツ。実は、このセルフレジはバーコードを読み取っているのではなく、センサー部分をふさぐことによって順番に金額が表示される仕組みなので、スキャンする商品と値段は連動していないのだ。当然、レシートの内容も異なる。「僕が幼稚園生だったら、『お母さーん、これ金額違うよー』と言ったと思います」
羽鳥「面倒くさい幼稚園生だなあ」
(キャンディ)