ハンマー投げでオリンピック4大会連続出場、アテネ大会で金メダル、ロンドン大会で銅メダルに輝いたスポーツ庁の室伏広治長官(46)は、悪性脳リンパ腫治療で、ゴールデンウイーク前(2021年4月)に手術を受けるという。
キャスターの森圭介アナ「どんな病気なのでしょうか」
「全力で務めてまいります」とコメント
立川脳神経外科クリニックの齋藤達也院長が解説した。「リンパ球という白血球の一種が異常増殖するのがリンパ腫です。室伏さんは、それが脳にできるタイプということ。50~60代に多く、症状としては、頭痛や吐き気、手足が動きずらくなったり、言葉がしゃべりづらくなるということがあります。物忘れも目立ちます」
去年秋に判明して入院、その間もリモートワークで公務をこなせる程度の症状だったという。先月、自分の骨髄細胞を取りだす手術を受け、今後これを移植して、GW明けには退院予定だ。きのう7日、「東京オリンピック・パラリンピックのため全力で務めてまいります」とコメントを発表した。
坂口孝則(経営コンサルタント)「頑張りすぎず、完治に向けてやっていただきたいですね」
モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「くれぐれも無理してほしくないです」
笠井信輔アナウンサーも悪性リンパ腫が発見されたが、抗がん剤治療などで完全寛解している。
(カズキ)