主演・江口のりこ「ソロリムジン」楽しそう 費用分かるともっと嬉しい
ドラマ25「ソロ活女子のススメ」(テレビ東京系)

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   昨(2020)年の「半沢直樹」で、白井亜希子・国土交通大臣を演じて以来、ドラマにCMに引っ張りだこの江口のりこ。先日は、「事故物件 恐い間取り」で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞するなど、今、もっとも勢いのある女優だ。

   4月2日金曜深夜(土曜未明)、そんな江口を主演にした新ドラマ「ソロ活女子のススメ」がスタートした。キャッチコピー「愛想笑いに疲れたら、今日も『ひとり』を楽しもう。」

  • ドラマ25「ソロ活女子のススメ」(テレビ東京系)の番組公式サイトより。
    ドラマ25「ソロ活女子のススメ」(テレビ東京系)の番組公式サイトより。
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松重豊の「孤独のグルメ」女性版?

   「ソロ活」とは積極的にひとり時間を楽しむことで、いわゆる「おひとりさま」。「おひとりさま」が流行語大賞にノミネートされたのは2005年のことだから、あれから16年。令和の「おひとりさま」は「ソロ活」となった。言われてみれば、「おひとりさま」よりも「ソロ活」のほうが、ポジティブ感が増すような......。逞しさもあり、江口はぴったりのキャスティングだろう。

   第1話では、江口演じる五月女恵(さおとめ・めぐみ)が、同僚からの歓迎会の誘いを断って、いそいそと向かう先は「ひとり焼肉」。そして、40歳の誕生日を「ソロリムジン」で祝うという内容だった。

   貸しドレスを選んで、リムジンに乗り込む。車内は風船などで飾り付けされ、シャンパンも用意されている。そんなひとり占めリムジンで東京を巡り、自分にご褒美、といったところだろうか。ひとり焼肉はともかく、「ソロリムジン」というのはなかなかハードルが高そうだ。自分の出来ないことを江口が代わりにやってくれているのを見るのは楽しくもある。「ソロ活」なので、江口のひとりごとや呟きが多く、松重豊の「孤独のグルメ」女性版といったところか。

   ひとつ、注文をつけるとすれば、「ソロ活」に掛かった費用も書いて欲しい。「ソロリムジン」、いったいいくら掛かったのか、想像もつかないから。「ソロ活女子」はお金にもシビア。カタログ的な役立つ情報などもあるとさらに嬉しい。(金曜深夜・土曜未明0時52分~)

くろうさぎ

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