池江選手の「本当にかっこいい」瞬間 五輪内定に近藤サトも感動

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   東京五輪代表選考を兼ねた競泳日本選手権。昨日(2021年4月4日)に行われた女子100mバタフライ決勝で池江璃花子選手(20)が57秒77で優勝した。個人の派遣標準記録の57秒10には届かなかったものの、メドレーリレー標準記録57秒92を突破し、池江選手の東京五輪出場が内定した。

  • 池江璃花子選手の東京五輪出場が内定した。(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    池江璃花子選手の東京五輪出場が内定した。(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 池江璃花子選手の東京五輪出場が内定した。(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

「何回見てもぐっとくる」

   池江選手は2019年2月に白血病を公表し、競技活動を休止していた。20年8月から競技に復帰したものの、今年2月20日の東京都オープン予選では1分0秒06と標準記録には遠く及ばないタイムだった。しかしそれからわずか2カ月、池江選手は見事五輪出場を決めた。

   元競泳選手の松田丈志さんは「2か月で3秒縮めるというのはありえない。オリンピック出場目標だった選手がいきなり金メダル取るようなもの」と語る。

   レース終了後、池江選手は「勝つための練習もしっかりやってきました。最後はただいまという気持ちでこのレースに入場してきました。辛くてしんどくても努力は必ず報われると思いました」と心境を語った。

   勝利の鍵はなんだったのか。松田さんは「彼女は闘病の影響で一時15キロ以上体重が落ちていたが、今の彼女はどんなものでもどんなタイミングでも食べる。一番筋肉が付いていた時期と比べると7-8割だが、体重は戻りつつある」と理由を語る。

   司会の加藤浩次「本当にしんどかったと思う。何回見てもぐっとくる」

   小澤征悦(俳優)「感動して涙ぐんでしまった。努力する才能がある人。そこに楽しみさえ覚えてしまう、本当に才能なんだなと思う」

   近藤サト(フリーアナウンサー)「素晴らしいものをみせてもらった。順位を見た瞬間に水面をバーンと叩いたのが本当にかっこいい。私たちには想像できない努力で、奇跡という言葉を使うのが申し訳ない」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「奇跡は起こるものではなく自分で呼び込むもの」

   加藤浩次「こうなるとオリンピックが楽しみになる」

(みっちゃん)

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