NHK大河「青天を衝け」の第8話が4月6日(2021年)に放送され、ついに、栄一(吉沢亮)は自分の思いを語り、千代(橋本愛)に結婚を申し込む。一方、江戸では井伊直弼(岸谷五朗)が大老となり、安政の大獄に打って出る幕末動乱の時代に入った。
NHK大河「青天を衝け」の第8話が4月6日(2021年)に放送され、ついに、栄一(吉沢亮)は自分の思いを語り、千代(橋本愛)に結婚を申し込む。一方、江戸では井伊直弼(岸谷五朗)が大老となり、安政の大獄に打って出る幕末動乱の時代に入った。
ネット上では、「ようやく面白くなってきた」「井伊直弼のキャラに悲哀がある」「来週は桜田門外の変か。いよいよ幕末動乱だ」と期待の声があがった。
地元民として井伊直弼を人間味のある人物に描いて感謝
物語は、栄一の千代へのプロポーズに待ったをかけたのは喜作(高良健吾)。栄一と喜作は剣術で勝負をすることに。一方、幕府では、大老になった井伊直弼(岸谷五朗)が幕府の実権を握り、紀州藩主・慶福(=のちの将軍・家茂、磯村勇斗)を世継ぎに推す。そんな中、幕府は天皇の許しを得ないまま「日米修好通商条約」に調印する。調印は違勅だと大問題に発展する。
将軍・家定(渡辺大知)が病で倒れ、死の床で直弼に自分を馬鹿にしてきた慶喜(草彅剛)や斉昭(竹中直人)、松平慶永(要潤)らに処分が下せと命じた。こうして慶喜を次期将軍に考えていた一橋派の弾圧が行われ、さらに安政の大獄に発展するのだった。
ネット上ではまず、井伊直弼のキャラが哀しすぎるという意見があふれた。
「茶花ポンと言われた井伊直弼。分不相応を自覚した悲哀みたいなものが伝わってきて愛すべきキャラになっている。桜田門外の変が悲しくなりそう」
「地元の人間としては井伊直弼を、人間味のある人物として描いて頂けたことに感謝したいです。小心な一面があったり、夢にうなされたり、そういう描写はリアリティを感じます。従来のス
テレオタイプの悪役の井伊直弼とは一線を画す描写で、脚本家さんの人間を捉える視点に優しさを感じます」