4月から新年度が始まり、NHKEテレでも新しい講座がスタートした。一足早く、3月31日(2021年)から初回が始まった「趣味どきっ!」(よる9時半)の「伝統と革新! すぐ使える お弁当百科」を見て、がぜん弁当作りへのやる気が湧いた。
お弁当やテイクアウトが評判の店で、お店ならではの「プロのコツ」を拝見。そして、料理研究家の渡辺あき子さんが、それらのコツを家庭で取り入れやすくアレンジした「お弁当レシピ」を紹介する。
この日のテーマは、「ごちそう肉弁当」。東京・浅草の老舗のコツは、「肉は、割り下の中で泳がせるように火を通す」「肉をくぐらせた後の割り下で一晩寝かせた具材を温めなおす」ことだった。
これを参考に、手軽な豚肉ですき焼き風の弁当を渡辺さんは提案した。さらに、東京・目黒の焼き鳥屋の「のりやしいたけが焼き鳥のうまみを受け止める」というコツを参考に、鶏つくね弁当と、野菜のナムルをたっぷり添えたビビンバ風焼き肉弁当も。
4~5月の9回シリーズで、この後、大人の魚弁当、華やか卵弁当、奥深きのり弁当、女子受けエスニック弁当などと続く。
コロナ禍で、家で食事を作る機会が増え、書店ではレシピ本が売れているという。料理はレパートリーが広く、なかなか得意料理を絞り切れない。そんな人も、弁当という切り口でトライすれば、いいのでは。
(テレビウォッチ編集部)