「20代の2人に1人が動画を早送りで見るそうです」と、司会の羽鳥慎一が視聴スタイルの変化を取り上げた。
街で若者に聞くと「おもしろいところまでは飛ばして、内容だけわかればいい」(10代男性)、「録画とかは倍速で見て、内容は字幕つきで入ってくる」(20代女性)のだそうだ。
倍速視聴経験の有無を調べた調査では、20代の49・1%、30代の34・1%があると答えた。退屈なシーンは早くすませ、話題に遅れないように内容は確認しておくということらしい。
ネットフリックスもあり可処分時間の奪い合い
石山アンジュ(パブリックミーツイノベーション代表)「早送りはほとんど日常で、1・3倍で見ています。世界中のドラマがネットフリックスとかにあふれているので、時間がない。可処分時間の奪い合いです」
斎藤ちはるアナウンサーは「情報を知りたいときは倍速、じっくり楽しむときはそのままで」という使い分け派だった。
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「そこまでする必要があるのか。速めて集める情報では、何も気づけない。映画だって、監督が間をつくるのは考えながら進むことで気づきをさせるためだ。じっくり味わう立ち食いソバはない。味わいたいときは時間をかける」
羽鳥「だけど、若者は何種類かの立ち食いそばを食べるんですよ」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト