「帰ってくれとは言えない」厚労省「深夜宴会」に居酒屋の困惑、「延長よいかと言われ...」

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   厚生労働省の職員23人が、東京・銀座の居酒屋で午前0時近くまで送別会を開いていた問題。スッキリの電話取材に対し、この店の代表は「大宴会というよりかは会食という感じ。伝票や(酒の)杯数を見ても、騒いでいるイメージではないです」と言うが...。

   この店は東京都の時短要請に従い、午後9時までの営業となっていた。会は午後7時に始まり、2時間コースで予約されていたので、午後9時にはお開きになるはずだった。ではなぜ深夜まで会は続いたのか。

   居酒屋代表によると、厚労省職員は店に「遅れてくる参加者がいるので午後9時を過ぎてもよいか」と打診。「うちとしては、やはりお客さんが全てなので、はっきり『帰ってくれ』とストレートな言葉では伝えられない」(居酒屋代表)ということらしい。

あきれる出演者「時短をお願いする立場の人が延長してくれとは...」

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   座席の状況はどうだったのか。

   「全体的に30名は入れるくらいのイメージと言われた。15名が入る席と20名が入る席に23名なので、キャパ的には余裕は大分ありますね」と代表は言う。一方、会話中のマスク着用はしていなかったそうだ。

   犬山紙子(エッセイスト)「営業時間を守らない店は、場合によっては店の名前を公表されたり過料が科されることがある。そんな中でお願いする立場の人間が時間を延長するなんて、どういう話だと思う。23人参加していて、『これマズイな』って感じていた人は絶対にいると思う。それでも『やめましょうよ』って言えない空気。上には逆らえないという空気が厚労省の中にあるのかな、と感じます」

   司会の加藤浩次「もしくは、『23人だし、上司もいるし、まあいいや』という。武さんのギャグじゃないですけど、『赤信号、みんなで渡ればこわくない』と。週末、関東とかとんでもない人出なんですよね。『みんなが出ているからいいだろう』という空気は、現状流れていると思う」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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