きのう29日(2021年3月)は春のセンバツ準々決勝の中継のため、「あさイチ」は放送休止。ということで、きょう30日が鈴木奈穂子アナウンサーのキャスターデビュー戦となった。
「きょうから頑張ります!」と爽やかな笑顔を見せた鈴木キャスターだが、「記念すべき鈴木さんの初回がこのようなテーマになったことを番組を代表して申し訳ないと言っておきます」と博多大吉キャスター。きょうの「クイズとくもり」コーナーは「ゴキブリ」(G)特集だったのだ。
ゴキブリは暖かくなってくると動き出すということで、対策は春先に行うのが肝心。毒エサタイプの駆除剤が便利だが、あまり効果を感じられないという人も少なくないのでは。あさイチのアンケートでは、毒エサを仕掛けている家庭の約2割が、2020年の夏に毎週ゴキブリに遭遇したと答えたという。
害虫駆除業者の小松謙之さん「仕掛け方にちょっと問題があるかもしれないです」
毒エサは惜しまず仕掛けて! 家のウチソトあわせて50個目安に
小松さんによると、毒エサを仕掛けるにあたって特に大事なのが「惜しまずたくさん仕掛けること」。例えば2階建ての家に小松さんが毒エサを仕掛けると、シンクの下や食器棚の中などキッチンだけで12個。他にも暗いところや湿気がたまりやすいところに重点的に設置し、家の中で計30個にのぼった。家の外も、エアコンの室外機の周りや植木鉢の近くなどに、屋外用の毒エサを約20個仕掛けた。
小松さん「ゴキブリはエサを見つける能力はそんなに優れたもんじゃないんです。目もあることはあるんですけどほとんど見えていない。エサを見つける範囲は50センチくらいで、広く置くと全然エサを見つけてくれないんです」
小松さんが使った毒エサは、約50個で3000円。効果は1年ほど持続する。
ゲストの島崎和歌子さん(タレント)「1年で3000円と思えば全然いいですね」
大吉キャスター「あんまり置くと逆に引き付けるんじゃないかって心配してましたけど」
害虫駆除用品メーカー研究員の有吉立(ありよし・りつ)さん「Gが食べ物を見つける距離は50センチからせいぜい2メートルくらいなので、家の中に置いたからといって外から入ってくることはないですね。そんなに感度は良くないです」
副島淳リポーター「小松さんによると、フィプロニルという成分が入っている毒エサがおすすめということです。害虫駆除業者でも使う成分です」