一流料理人が市販食品を採点して独自のランキングを作成する「ラヴィットランキング」ではパスタソースを取り上げた。現在市販されている670種類以上のパスタソースから売り上げランキングトップ20をピックアップし、超一流イタリアンシェフ5人が実食し採点する。
10位から6位のランキングを見ると、10位「青の洞窟ズワイ蟹のトマトクリーム」、9位「キューピーあえるパスタソースミートソース」、8位「キューピーあえるパスタソースカルボナーラ」、7位「マ・マーリッチセレクトお肉ごろごろのミートソース」、6位「青の洞窟海老と帆立のトマトクリーム」の順。
ランキング発表中にはマスコットキャラクターのラッピーが登場したが、スタジオからは「気をつけなきゃいけないの?」の声が。「パスタ美味しいってイタリア語でお願いします」と振られたMCの川島明(麒麟)は「ボーノ!二度と振らないでください」。
味変レシピは簡単で激うま? カレー粉やラー油のほかには...
そして試食をかけたクイズは相変わらず正解がなかなか出ない。「パスタを茹でる時コシがでる500明量は?(正解:コントレックス)」には「エナジー系」「コーラ」「水素水」「お酢」などの珍回答が続出。川島が「イタリアの水」とヒントを出したが、実はコントレックスはフランスの水だった。「漁師風をイタリア語でいうと?(正解:ペスカトーレ)」でも「フィッシャーマン」「ベスビオ」「ペリー」などこちらも珍回答が。
しかし、プロの教える味変レシピは簡単で激ウマ。小倉知巳シェルは「ズワイ蟹のトマトクリーム」にカレー粉を一振り。山田宏巳シェフは「お肉ごろごろのミートソース」を茹でた厚揚げにかけ、食べるラー油と刻んだ長ネギを乗せた一品を提案。
鈴木弥平シェフは、粗めに砕いた柿の種をエスビーたらこパスタに混ぜる。半分をあらかじめパスタに混ぜ、半分をトッピングすることで食感も心地いい。
ビターチョコレートを使うという驚きの提案をしたのは中東俊文シェフ。青の洞窟ボロネーゼにカカオ50%以上のチョコレートを削ってかけ、最後に黒胡椒を振るが、カカオの風味でお肉の味がひきたつ。
5位から1位は、5位「エスビー生風味スパゲッティーソースからし明太子」、4位「青の洞窟カルボナーラ」、3位「エスビー生風味スパゲッティソースたらこ」、2位「予約でいっぱいの店のボロネーゼ」、1位「青の洞窟ボロネーゼ」の順だった。