29日(2021年3月)、朝のワイドショーの2つの新番組が始まった。TBS系は「グッとラック」に変わり「ラヴィット!」が、フジテレビ系は「とくダネ!」に変わり「めざまし8」がそれぞれスタートした。「ラヴィット!」はワイドショーのカテゴリーからすっかり逸脱した。ニュースを扱わないとは聞いていたが、初日はセブンイレブンのスイーツランキングなどに終始し、生活情報バラエティーの様相を呈していた。
「めざまし8」は、日替わりのコメンテーターがちょうど橋下徹・元大阪府知事ということもあり、新型コロナウイルスのリバウンドを特集するなど、ニュースをしっかり扱っていた。MCの谷原章介も自分の言葉で意見を語る姿勢がうかがえ、好感が持てた。
ネットニュースでは、両番組に飽き足らない視聴者はテレビ朝日系の「羽鳥慎一モーニングショー」に流れるのでは、という予測もあったが、22年間続いた「とくダネ!」から一新した「めざまし8」が意外と健闘するのではないだろうか。
(テレビウォッチ編集部)