きょう26日(2021年3月)の「プレミアムトーク」コーナーは、ミュージシャンの藤井フミヤさんがゲストだった。
「チェッカーズ」のフロントマンとして、1980~90年代に大人気を博したフミヤさん。独特な髪型やチェックを多用したファッションを真似する人も続出したが、本人はアイドル的人気を獲得したことをどう受け止めているのか。
フミヤさん「いろんな歌手とかミュージシャンがいるけど、アイドル経験者ってなかなかいないんですよ、バンドマンとして。だいたいアイドルってジャニーズとかになるんですけど、アイドルを経験したのは意外と自分の人生の中で面白かったです」
「革ジャンを着ていたらあそこまでキャーキャー言われなかったと思う」
特徴的な髪型はデザイナーと一緒に考えていたという。チェッカーズ時代のフミヤさんといえば、チョロンと垂れた前髪を思い出す人も多いだろうが、「ある時ラーメン食っててべちょって付いて、邪魔だなと思って、そんな感じで切っちゃった」(フミヤさん)。
博多華丸・大吉キャスターはフミヤさんと同じ福岡出身ということで、「みんな憧れましたからね、福岡の人間は」(華丸キャスター)と語る。
大吉キャスター「校則でやれるとこまではやるんですよ。前髪を伸ばすのは無理だから、耳のとこ(刈り上げ)はしてました」
当時自身と同じ髪型やファッションの人たちが街に溢れていたことについて、フミヤさんが振り返る。
「すごいことになっちゃったねとはみんなで思ってたね。キャーキャー言われちゃって。キャーキャー言われるから嫌な気分にはならないですけど、想像以上のことは起き始めたという感じはありました。チェッカーズはスタイリストの方が全身チェックを着せたことによってアイドルになった。あれが革ジャンとかだったらそこまで行ってないと思う。チェックがアイドル化させたんです」
文
ピコ花子