草刈正雄主演のドラマ「おじさまと猫」(テレビ東京系)の最終回が3月24日(2021年)に放送され、ネット上では「完璧なラスト!」「癒しの時間ありがとう」「ふくまるロスになりそう」と感動の渦に包まれた。早くも「続編お願いします」「時々、神田先生とふくまるの映像流して」との声が起こっている。
「いくらでも合わしてやるよ!」ヒビノンが頼もしい
物語は、神田と再会して無事に帰ってきたふくまる(神木隆之介)だが、安心しながらも孤独に過ごした日々がふとこみ上げ、泣き出してしまう。そんなふくまるに神田(草刈正雄)はそっと寄り添う。神田の元には、ふくまるを一緒に探してくれた仲間たちから続々と連絡が来る。森山(小関裕太)からも「今日はふくちゃんと一緒にいてあげてください。僕のライブには来なくていいですよっ!」というメッセージが。
しかし、ライブに行くと約束していた神田は悩む。ふくまると一緒にいたいが、森山のライブも見に行きたい。ふくまるにお留守番を頼んでライブに向かうと、森山が一人きりでステージに立ち尽くし、罵声を浴びせられていた。ほかのメンバーにすっぽかされて、歌えないままに突っ立っていたのだ。
神田はステージで演奏すると倒れてしまうが、覚悟を決めてステージに上がった。神田に続いて日比野(平山浩行)も。神田のキーボード、日比野のギター。素晴らしいセッションに支えられて、森山のライブは大成功に終わった。打ちあげパーティーは神田の家で。ふくまると仲間たちがご対面。パパさんとふくまるの生活がずっと続き、そして1年後に...というラストだった。
神田先生とふくまるの日常のライブ映像を流して
ネット上ではこんな称賛の声が殺到している。
「完璧なラスト!いやー 本当によかった、よかった。いうことなしです。まさかぬいぐるみのドラマに、自分がこんな泣かされるなんて、思ってもいませんでした。ありがとう。たまに神田先生とふくまるの日常のライブ映像でもいいから流してもらえるといいなぁ」
「終わっちゃった。淋しいな。ふくまるちゃんとおじ様を中心に心温まるチームの出来上がり。森山君、メンバーに裏切られて可哀相だったけど、超一流のキーボードとギターの演奏で歌う事ができました。いくらでも合わしてやるよ!ヒビノンも頼もしい。お客も大満足ですね。(うめぇー!やっぱり神田冬樹だ!)ヒビノンも神田先生と思わぬセッション出来てラッキー。打ち上げが愉しかったですね。1年後にはヤマハホールで演奏会も出来るところまで回復した神田先生。ずーっと長くふくちゃんと一緒にいられますように!そして、ファンとしてはまた会いたいですよ」
「終わってしまいましたねー。人間の波乱を全く知らない(当たり前だけど)ふくまるの通常運転状態がまた愛おしくて。カリカリ天国うっとりして、沢山の人に可愛がられ、なのに小林にだけキツく当たって、あぁ、いつも通りのふくまるちゃんだなーとほっこりしていたら急展開な一年後?なんだ、なんだと思ったら、神田さんのコンサート!ちゃっかりふくまるまでポスターに(笑)。最後までほっこりにっこり出来るドラマでした」
「最終回で神田さんが復活できて本当に良かった。亡くなった奥さんの優しい雰囲気、いろいろ面白い日比野、明るくて馴れ馴れしい小林、最高にいいキャラでした。そしてふくまるの声の神木くん、本当に素晴らしかった! ふくまるの擬人化で、神木くんもドラマに登場して欲しいです。続編をお願いします!」
「今日も心穏やかな時間をありがとうございます。奥様が巡り合わせてくれたふくまるに出会ったことで心癒され、素晴らしい仲間に囲まれて、コンサートにも復帰することができた。本当に、本当に良かった。ふくまる可愛すぎです!いつか続編をお願いします! ただふくまるとのんびり過ごしているだけの内容でもよいので、ほっこりするドラマをずっと観ていたいです」
猫嫌いの私がふくちゃんの可愛さと草刈さんの優しさにはまった
猫好きではなかったという人からもこんな声が。
「本当に癒やしの時間でした。猫好きじゃない私が、ふくちゃんの可愛さと草刈さんのソフトで優しい話し方にはまり、毎回楽しみでした。是非また続編を期待しています。この時間帯なので視聴率は良くなかったかも知れませんが、このドラマのファンは沢山いるにゃ〜」
猫を飼っている人からはこんな共感の声が。
「宣伝で見たときはぬいぐるみかぁーと思ったけど、実際ドラマ見出して、しっかり感情移入。泣いちゃいました。猫を飼っているので、猫の虜になる気持ちも共感。見て良かった~」
最後にこんな声を紹介したい。
「久々直球のドラマに感心感動 ふくまるの台詞やアクションは、結局、私たち誰もが持ちながら、恥ずかしかったり、笑われたりするんじゃないかと胸に秘めている思いの代弁者なんだよね。愛されたい、自分だけを見つめて欲しい、四六時中かまってほしい。そのためなら、草を食べてもパパさんのもとに。本当は誰もが言いたいけど、非難や甘ったれや依存性とか、言われるから言えない。わがまま、幼稚かもしれないけど、いくつになっても抱いていることをふくまるが代弁している。ドラマでは、それに対して反対を意見を言う敵役がいないのがミソ 。だからみんながウンウンと、ほっこりになれる。ふくまるの叫びは、実は私たちすべての潜在的な叫び」(テレビウォッチ編集部)