首都圏1都3県の緊急事態宣言はきょう22日(2021年3月)に解除されたが、解除直前の週末は、都内の繁華街や箱根などの近場の観光地は、人出であふれた。
小池百合子都知事は21日、「緊急事態宣言の期間はここでいったん区切りになりますが、リバウンド防止期間に入った、という認識をお持ちいただいて、第4波に入らないように引き続きのご協力をよろしくお願いいたします」と言い残して立ち去った。
昨日21日の東京都の感染者は256人。東京都の曜日別の感染者数の比較表によると、昨日までの1週間は、木曜日323人(前週335人)と金曜日303人(同304人)に前週を下回った以外は、いずれも前週より多かった。過去最多は、2回目の1都3県の緊急事態宣言が発令された1月8日の前日7日の2520人だった。
飲食店の時短要請がきょうからどう変わるか。各地を比べてみると。
1都3県は、きょうから午後9時までの営業(お酒は同8時まで提供)となり、大阪府と兵庫県は、一部地域で3月末までは、午後9時まで(お酒は同8時半まで)となる。京都府や福岡県では、昨日までの午後9時営業制限が解除に。
「とくダネ!」終了まで「あと5日」、「店じまい」感が目につくぞ
小倉智昭キャスター「きのう(の繁華街)は前夜祭みたいな雰囲気だったよね」。 ただ、気になるのが、感染者が昨日過去最多の31人となった山形県と、20日に最多の125人(昨日は112人)となった宮城県だ。宮城は、18日から4月11日まで、県独自の緊急事態宣言を発令中。先月23日から今月15日まで「Gotoイート」を再開していた。
今週いっぱいで22年の歴史が終わる同番組は、小倉智昭キャスターの「番組終了まであと5日」宣言で始まったが、番組自体は既に「店じまい」状態が目に付く。
ニュース映像も、フジテレビ周辺のお台場の通行人や渋谷・新宿などいつもながらの身近な場所での撮影で、週明け月曜日の番組では「見慣れた光景」ばかり。「解除後の問題点」を絞って、視聴者にわかりやすく問題提起してほしかった。