武田総務相「記憶がないと言え」発言を野党が追及 総務省部長は「耳に入っていなかった」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   武田良太総務相は、NTTの澤田純社長らと会食していたとする週刊誌報道について、国会答弁で去年(2020年)11月にJR東海の葛西敬之名誉会長と会食を行い、そこに澤田社長らもいた事実を認める一方で、澤田氏の同席を事前には知らず、法令などには違反しないと強調した。

   また、東北新社から外資規制違反に関する報告を受けたかどうか総務省の鈴木電波部長が野党から追及を受けた際、武田総務相が「記憶がないと言え」と指示したのではないかと野党側が追及した。武田総務相は「答弁指示の意図はない」と答えたが、鈴木部長はそのとおり「記憶がない」と答弁した。鈴木部長は「周りの声などはまったく耳に入っていなかった」とも話している。

「不自然な答弁」と菊池弁護士

   菊地幸夫弁護士は「相変わらず不自然な答弁が続いている。突かれて答えるのではなく、自ら透明性をもって話すべき」と指摘。

   MCの加藤浩次は「『発言を控えさせてくれ』というやり方は今の時代には合わない。しっかり説明していかないと国民の納得は得られない時代だ。透明性がないと信用できなくなりますね」とコメントした。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト