普段飲んでいる薬やアレルギーの記録を持参すると対応がスムーズに
ワクチンの接種にあたり、最初に行うのが予診票の記入だ。質問の中には「血液をサラサラにする薬を飲んでいるか」という項目が。
小林アナ「筋肉注射をするために、こういった薬を飲んでいると血が止まらなくなるおそれがあるということなんです。どんな薬を飲んでいるか、お薬手帳や実際に飲んでいる薬を持参すると問診がスムーズに行くということです」
アレルギー症状に関する質問や、これまで予防接種を受けて具合が悪くなったことがあるかという項目も重要だ。
堀さん「体質的にワクチン接種後具合が悪くなりやすい人がいますので、医師としてはいろんな手がかりがあると接種後に手厚いケアを行えます。今まで何かを使って調子が悪くなったというのは教えて下さい」
小林アナ「特にアナフィラキシーが心配だという方もいらっしゃると思うんですが、こういうアレルギーを持っている方は注意が必要というのはありますか」
堀さん「インフルエンザなど他の過去に打ったワクチンや、一部の化粧品や食品などに含まれる薬剤にアレルギーがある人がアナフィラキシーを起こしやすいと言われています。もしアレルギー検査の記録などがあればそれもご用意いただけるとスムーズに対応できます」
小林アナ「母子手帳もアレルギーの記録が残っている可能性があるので、手元にある方は準備しておくと効果的だということです」
文
ピコ花子