キャスターの国山ハセンが「カレーは最初に全体を混ぜて食べるか、混ぜないで食べるか、SNSで激しい論争になっています」と取り上げた。街で聞いてみると、「ごはんが柔らかくなって、その食感が好き」「口の中で味が広がる」という混ぜる派が33・5%、「グチャグチャになって気持ち悪くないですか」「こっちの方が品がある」という混ぜない派が66・5%だった。なかには、「まずご飯を口に入れて、それからカレーを食べる」という徹底した混ぜない女子もいた。
専門店も2分されている。東京・銀座の「ナイルレストラン」のナイル善己店長は、「ごはんの持っている甘みが辛みと混然一体となって、はじめてカレーは完成形となるのです」と混ぜたほうがおいしいという。
一方、東京・神田の「ジャン・カレー末広店」の山部浩二店長は、「「混ぜるとごはんがルーを吸い込んでふにゃふにゃになってしまうだけでなく、味の変化がなくなって、ずっと同じ味になってしまいます」と混ぜるな派だ。
志らくはスパイスから調合する自称「カレー部長」だとか
スタジオではどうか。スパイスから自分で調合する「グッとラック!カレー部長」を自称するキャスターの立川志らくは、持論を重ねる。「ライスカレーはごはんの上にカレーがかかっているもの。ごはんとルーが別々なのがカレーライス。インドでは混ぜるんです。だけど、日本のカレーは絶対に混ぜるなです。ごはんにカレーがちょっとでもかかっちゃってるとイヤ!」
井上裕介(NON STYLE)「外では混ぜない派。家では混ぜます」
髙橋知典(弁護士)「混ぜません。一口一口スプーンの上でカレーライス状態にしてから食べたいんです」
星野真里(俳優)「私も、1回1回ごはんとルーの割合いを変えて、いろんな味で食べたいです。混ぜてしまうのはもったいないでしょ」
熱く議論が交わされ、国山に「淳さんは?」と聞かれたメインコメンテーターの田村淳は、「僕、カレーが好きじゃないの。辛いの苦手なの」とシラケていた。国民食といわれるカレーだが、幣JCAST「Jタウンネット」のアンケート調査では、8人に1人は「カレーが嫌い」という結果だった。