泥酔客にやさしすぎ? 新幹線で女性客に絡むわ、大声で喚くわ大迷惑...いや恐怖でしょ

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   新幹線車内で酔っ払いがマスクなしで騒いだら大迷惑だ。そんな事態が7日(2021年3月)、名古屋から品川へ走る東海道新幹線で起きた。日曜の夜で満員の密室状態だった。

   名古屋駅を出発直後から、自由席の男性客が酒を飲んで女性客に「そのコートは何十万円するんだ」とからみ始めた。車掌が後方へ移動させたが、席後ろのスペースに入り、さらに飲酒。あごにマスクをかけただけの姿で大声でわめき、制止する乗務員に「客なんだよ、俺は」「お客様は神様だ」「わし、日弁連(日本弁護士連合会)の役員じゃぞ」と言い張り、やめようとしない。周囲の乗客は避難しても「バカタレ」「ギャーギャー言うな」とエスカレート。前方へ移り、女性客に酒がかかった。男性は結局、品川駅で下車するまで騒ぎつづけた。

威力業務妨害かは運行社の判断、JR東海は「警告し続け乗車認める」

   岡田一毅弁護士によると、暴言や大声は威力業務妨害に該当する可能性があり、鉄道営業法で社外に退去させることでもできるが、そこは運行会社の判断という。JR東海は「警告し続け、乗車は認めた」そうだ。

   浜田敬子(元AERA編集中)「客が偉いわけではない。JRはもう少し毅然とした対応をとっていい。飲まない人から見ると恐怖でしかない」

   西田亮介(東工大准教授)「日本は酔客にやさしい社会で、軽微な迷惑と見る面があります」

   司会の羽鳥慎一「警察を呼ぶ方法もあったろう」

   飛沫が飛べばコロナウイルスのクラスター(集団感染)につながりかねない。バカな男のハプニングですましていいか。泥酔のレベルに応じた対応策を定めておき、遠慮なく行使する必要がある。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト