きのう14日(2021年3月)、東京都心のサクラが開花した。千代田区の靖国神社の標本木のソメイヨシノが5輪咲いているのが確認された。観測史上最も早かった去年と同じ日で、平年より12日早い。「けさ15日はだいぶ花びらが見えてきましました」とレポーターの齋藤寿幸が靖国神社から伝える。
司会の羽鳥慎一「満開はどうですか」
齋藤「開花から大体1週間ぐらいといわれていますので、予想だと23日ごろと思われます」
山口真由(信州大学特任准教授)「ちょうど満開の頃に(コロナの)緊急事態宣言の解除があるかどうかの時期だと思うので、花見にいくかどうか、政府の指針を待ちたいですね」
羽鳥「東京は宴会なしの花見になりそうですけど、週末には東京のサクラの名所にはたくさんの人が訪れました」
花見スポット、どんな人出になるのか...
上野公園に来た家族は「ふだんは外出していないので、サクラを見て季節の変わり目を見られるだけでも、気分はちょっと晴れますね」「コロナだけど満開になったら、また見にきたいと思いますね」などと話していた。
上野公園では去年(2020年)に引き続き、今年も飲食を伴う花見の自粛を呼び掛けている。だが、レジャーシートを敷いてお酒を飲んでいるカップルもいた。「この時期、コロナもあり、人混みが多いところには行けないので、人のいないスペースの方がいいかなと思って、ゆっくりやっています」
例年300万人が訪れる目黒区の目黒川でも「新型コロナ感染拡大防止のため花見はお控えください」という看板があちこちに設置されている。ところが夕方になると、サクラの下で若者たちのグループが酒に酔って地面に寝転んだり、マスクを着けず大声で笑い合ったりしていた。
羽鳥「宣言が長引いているのと、陽気が良くなって人出が増えているということです」。この週末、どんな混雑になるのか。