「うちの娘は彼氏ができない」トヨエツ登場でラストが楽しみの声!「光が空の匂いをかぐシーンに胸キュン」「これは『鈴と碧』の友情物語」「うちの娘は彼氏が多すぎ!でしょ」

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   菅野美穂と浜辺美波がW主演の「うちの娘は彼氏ができない」(日本テレビ系)第9話が3月10日放送されたが、光(岡田健史)が空(浜辺美波)の匂いを嗅ぐシーンに「可愛すぎる!やっぱり見目麗しい若い2人だと盛り上がる」と称賛の声にあふれた。

   また、当初は「発想が古すぎる」などの批判もあったが、ここにきて「北川ワールド全開で素晴らしい」「トヨエツの登場でがぜん面白くなった」という声も多くなっている。

  • 実の親子のようにあるく3人(日本テレビの公式サイトより)
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トヨエツ登場でどんどん良くなっていく

   物語は、碧(あおい・菅野美穂)に書き置きを残し、空(そら・浜辺美波)が風雅(ふうが・豊川悦司)と姿を消して4日。おだやを訪れた碧は、ゴンちゃん(沢村一樹)と俊一郎(中村雅俊)との前で取り乱すが、そこに空がケロッと帰ってくる!風雅と一緒に沖縄旅行に行っていたという空は、なぜかすずらん町まで風雅を連れ帰った。持ち前の人たらしぶりを発揮してすっかり地域に馴染んでいく風雅。その"生きていく力"に興味を持つ空に、碧は少し面白くない気持ちを抱くが......。

   数日後、碧は空と風雅と共に鈴(矢田亜希子)の墓参りへ。風雅に微妙な気持ちを抱く碧だが、空が潤滑油となって親子のように歩く3人。偶然その様子を見たゴンちゃんは、初めて見る風雅の姿に心穏やかでない様子。一方、空の中では、何でも話すことができるようになった光(ひかる・岡田健史)に対し、新たな感情が芽生え始めていた。母娘それぞれの恋は最終回に向かってどんな展開になるのか...。

   ネット上ではこんな声があふれている。まず、脚本の北川悦吏子もドラマ同様エゴサーチをして、セリフ回しが良くなったと指摘する声が多い。

   「脚本家さんのエゴサーチのおかげか、最後の最後でセリフ回しが普通になって本当によかった。 親子の会話がもうゾワッとするほど気持ち悪かったので。 役者さんだって、あんなセリフ回ししゃべりにくかったでしょうね。女子大生のかーちゃんとーちゃん呼びも最高に聞き苦しいけど...。トヨエツが幽霊としゃべり始めたのは本当に笑いました。令和の時代にまさか幽霊がことの次第を話し出す脚本とは驚き。誰も止める人いなかったの?」

北川悦吏子さんもエゴサーチした?

   「エゴサーチして、勝手に凹む碧に漱石が伝えた一言。『ちゃんと生きた人だけが、時代遅れになれる』。うー刺さる~!金言頂きました。色々意見はあるけれど、北川さん自身がエゴサーチしたのは間違いない。脚本が良くなったもの」

   トヨエツの登場でドラマが躍動してきたという声も多い。

   「トヨエツの手指が綺麗過ぎて参りました。関係ないけど、ムーミン実写版があれば、スナフキンはトヨエツでお願いしたいです。個人的に。親子ともハッピーエンドでお願いします」

   「人たらしの風雅・トヨエツにやられた。誠実さは微塵もアテにできないけれど、異性としても人間としても魅力に溢れた人。おまけに見惚れるほどのスタイル。トヨエツの説得力がハンパない。 そんな風雅にかみつく、『何で私にはあなたの子ができなかったんだろう』からの碧・菅野さんは圧巻だった。思わずもらい泣き」

   「ラストに向けてどんどん良くなっていく感じ。岡田くんが効いているね。豊川悦司もヒジョーに良い。でもこれは、母娘の物語だね。ハッピーエンドの予感。沢村一樹にも救いを」

岡田健史が浜辺美波の匂いを嗅ぐシーンが可愛すぎる

   岡田健史が浜辺美波の匂いをかぐシーンに胸キュンになる人が多かった。

   「空のにおいをかぐのも、光のにおいをかぐのも、風のにおいをかぐのも、海のにおいをかぐのもありだよ。深呼吸したいとき人はそんなことをするよね。春先の空のにおいは赤ちゃんのにおいがする。ミルクのようなあまいにおい。真新しい新鮮なにおい。このにおいを覚えておこう。なんか、その言葉事態が懐かしかったな。そんな時代があったことは覚えておこうと思った。このノスタルジックな感じがいいですね」

   「光と空。浜辺美波さんと岡田健史さん。光の匂いを嗅ぐ姿、可愛すぎた。半分こしている姿も可愛いし、この2人は何をしていても可愛い。他の俳優さんじゃここまでトキメけなかったと思う。このドラマはキャスティングが絶妙に。そしてやはり恋の主役は見目麗しい方がトキめけると再確認できました」

   これぞ「北川ワールド」という声が年配のファンに多い。

   「空ちゃんと同い年の大学3年生になる1人娘を持つ母です。『ロンバケ』『愛していると言ってくれ』『ビューティフルライフ』など北川先生の作品を今でも保存版にしています。昔は恋愛シーンで泣いていましたが、今回のドラマでは親子のシーンで泣いています。心がギューっと痛くなる感じがします。このドラマを見ている方の年代や環境によって面白いと感じたり、つまらないと感じたり、いろいろだと思いますが、リモンチェッロを飲みながら、最終回を楽しみに待ちたいと思います」

友情と嫉妬が混ざった「鈴と碧」の物語

   「これは『鈴と碧』の友情物語。鈴が自分に男ができたという嘘の手紙を風雅に送ったのは何故か?鈴と碧は共に風雅を愛していた。友情と嫉妬が混ざった複雑な関係。手紙を送って風雅に自分の死期を知らせなかったのは、自分がいなくなった後、碧と風雅が空を育てると思ったから。つまり風雅は碧に取られちゃう。最終的に風雅はその後の事情は知らなかったようだ。でも最後にきて、碧の方がその友情を破ろうとしているのかもしれない。もう鈴もいないから、碧は今こそ風雅を愛しているのだと思う」

   「最前線でキュンキュンしたい若い人が見るとつまんないだろうな~と思いますよね。ぼちぼちお墓を買うような初老が見ると沁みるんですよ。恋も面白いし大切な機動力だけど、もっと凄いものがその先にあると知った世代には。夢が詰まった独身時代は思いもしませんよね、シングルマザーになるなんて。愛した人が知らぬ間に死んでいるなんて。罪も罰も、笑って許せる日が来るなんてね。お化けの鈴が出て来た時、私は大泣きしちゃいました。ダサい碧が愛しくてたまりません。きれいな俳優さんたちでやっているけど、これは子供想いの人生のバイプレイヤー、初老の人々のドラマなんじゃないでしょうか」

   もっともこんなツッコミがあるのも確かだ。

   「話がめちゃくちゃ。ツッコミどころ満載!空が小悪魔すぎます。娘に彼氏が出来ない話はどこに行ったの?空って現在、整体師さんと付き合っていますよね? 彼からみれば浮気と思われても仕方ないですね。彼、精神的にかなりまいっていますよね。 罪の意識なしで、他の男と一晩ネカフェに泊まったし...。『うちの娘に彼氏が多すぎ』とタイトル替えたら?」(テレビウォッチ編集部)

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