友情と嫉妬が混ざった「鈴と碧」の物語
「これは『鈴と碧』の友情物語。鈴が自分に男ができたという嘘の手紙を風雅に送ったのは何故か?鈴と碧は共に風雅を愛していた。友情と嫉妬が混ざった複雑な関係。手紙を送って風雅に自分の死期を知らせなかったのは、自分がいなくなった後、碧と風雅が空を育てると思ったから。つまり風雅は碧に取られちゃう。最終的に風雅はその後の事情は知らなかったようだ。でも最後にきて、碧の方がその友情を破ろうとしているのかもしれない。もう鈴もいないから、碧は今こそ風雅を愛しているのだと思う」
「最前線でキュンキュンしたい若い人が見るとつまんないだろうな~と思いますよね。ぼちぼちお墓を買うような初老が見ると沁みるんですよ。恋も面白いし大切な機動力だけど、もっと凄いものがその先にあると知った世代には。夢が詰まった独身時代は思いもしませんよね、シングルマザーになるなんて。愛した人が知らぬ間に死んでいるなんて。罪も罰も、笑って許せる日が来るなんてね。お化けの鈴が出て来た時、私は大泣きしちゃいました。ダサい碧が愛しくてたまりません。きれいな俳優さんたちでやっているけど、これは子供想いの人生のバイプレイヤー、初老の人々のドラマなんじゃないでしょうか」
もっともこんなツッコミがあるのも確かだ。
「話がめちゃくちゃ。ツッコミどころ満載!空が小悪魔すぎます。娘に彼氏が出来ない話はどこに行ったの?空って現在、整体師さんと付き合っていますよね? 彼からみれば浮気と思われても仕方ないですね。彼、精神的にかなりまいっていますよね。 罪の意識なしで、他の男と一晩ネカフェに泊まったし...。『うちの娘に彼氏が多すぎ』とタイトル替えたら?」(テレビウォッチ編集部)