陸は証券マン時代から東朔也を知っていた?
「陸は何らかで東を知っていて思い出した。大好きな師匠と望月の間で揺れる陸に涙しそうです。もし、陸も東の人生を狂わせた1人だったとしたら。最後に殺されるかもしれません。陸はいい人だから殺されてほしくないな」
「私も同じ意見です。陸は、東朔也を以前から知っていて、多分証券会社時代に父親がらみで何かあったんじゃないか...。だから、数字の後始末は陸にさせていて復讐する機会を待っていた。陸はそのことに気付き、師匠からの奄美大島行きも快く賛同した。あの優しく頷く陸に、何か覚悟を感じた。そしてそれは、大好きな望月を守るためでもある。復讐からは何も生まれないけど、東朔也は悲しい人生だけど、森下ワールド全開の愛のある哀しい物語だ」
「いや、陸と東が証券会社で会っていたとすれば、きっと陸だけは東に優しくしていて、東はそんな陸に感謝感謝し、信頼していたのでは。だから仕事を頼んでお金も払っていた。奄美に誘ったのは、自分の存在を唯一認めていてくれた陸に全てを告白したかったのでは」