静岡新聞・静岡放送のトップが「W不倫」をフライデーされ、豪快な言い訳...メディアのトップにいていいのか? インド系の女性同士が次期米大統領の座を争うかもしれない

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   離婚&不倫を報道された福原愛が直筆の謝罪文を出した。親しい男性との2連泊については、宿泊したことは認めたが、「一緒の部屋に宿泊した事実はありません」と苦しいいい訳をしている。

   離婚については、「台湾にいる夫や子供、家族に対しても不安や心配を抱かせてしまった」と謝ってはいるが、「夫婦間で子供にとって何が一番なのか話し合っている」と書いていることから、離婚へ向けて話し合っていて、「養育権」はどちらがとるかという段階のようだ。

   福原愛の不倫など吹き飛んでしまう「This is 不倫」というケースがフライデーに載っている。それも地元では知られたメディアの社長だというからぶっ飛ぶ。

   大石剛(51)は静岡新聞と静岡放送のトップだが、局の原田亜弥子アナ(40)との仲を隠さず、地元の夜の歓楽街をイチャイチャしながらそぞろ歩いている。

   どちらも結婚していて子供もいる堂々たる「W不倫」カップルである。フライデーが見ていると、真昼間から完全予約制の個室「米ぬか酵素風呂」へ2人して入り、1時間後に出てきた。

   別れ際に原田アナが「そしたら、後でね~」。20分後に合流して中華料理屋に入り、その後は「密会用マンション」へと入っていって、日付が変わっても出てくることはなかった。

   大石は電通の新聞局に6年在籍した後、社長に就任した。静岡新聞と放送は大石家がオーナーの会社だというが、新聞のほうは一地方紙とはいえない影響力を持っている。

   そんなメディアのトップが白昼堂々、自社の女子アナと不倫をしていていいのかと思うが、この御仁、彼女と一緒にいるところをフライデーに直撃されても動じない。

   ――お二人のご関係は?

   「俺、田舎の人間だぞ! 田舎の人間追っかけて何が楽しいんだよ」

   原田アナと別宅のマンションへ一緒に帰って来たのは、彼女が仕事で悩んでいることがあるというので、話を聞くためだといい張る。

   ――「社長と社員」以上の関係と疑われるような行動では?

   「セクハラって個人的な感情問題じゃない。俺は何書かれてもいいけど"特定の女"って書かれるのは、モテないみたいだから、好きじゃない!」

   そしてこう続ける。

   「ごめんね、他の女性もいるんだけど。残念だな。他にも見てくれる?」「撮るんなら1ヵ月くらい見てくんない? 原田以外にいっぱい女がいるからね。俺、そこそこモテるのよ」

   それでも話足りないと、駅近くの居酒屋へ記者を誘って、ハイボールをあおりながら話し続けたという。

   こういう豪快な奴、個人的には嫌いではないが、たとえお飾りでも、メディアのトップにいてはいけない人間であること、いうまでもない。このまま大石を引き摺り下ろせないのなら、静岡新聞の名が廃る。

フリーランス・上杉隆記者に身内から造反

   同列に並べては大石が怒るかもしれないが、FLASHがフリーランスの上杉隆という人間を取り上げ、弟や妹、元部下が上杉の化けの皮を剥いでいる。

   私も知らない人間ではないが、「フリー記者の星」とは持ち上げ過ぎだろう。

   ニューヨークタイムズ記者、NHK記者だったという経歴も眉唾らしい。唯一、しゃべりのうまさはなかなかで、それに惑わされて信奉者になるフリーがいたようだ。

   上杉は現在、ネット配信番組『ニューズ・オプエド』をやっていて、NHKから国民を守る党(N国党)の幹事長も務めているという。

   FLASHはこの男のために4ページも割いているが、要は、上杉の会社が開発した「AIが記事を自動生成する」という触れ込みのサービスは、人間がGoogleやYAHOO!で検索したほうが早く正確な記事が探せるので、スタッフがニュースを選んで要約していた。

   そんなポンコツAIを国民民主党に売り込み、2019年9月までに上杉の企業へ3000万円が振り込まれていたそうだ。

   女性関係が派手だと聞いたことはあるが、上杉は結婚しているのに、アシスタントの女性を妊娠させ、番組に出ていた女性との間にも子供をつくり、やはり番組に出ていたアナウンサーの女性とも......。

   弟をN国党党首の公設第一秘書にしたが、兄の上杉から「秘書の給与から10数万円を俺の会社に収めろ」といわれたなど、これでもかと醜聞満載である。

   だが、FLASHにいいたい。こんなものを長々やるのは紙の無駄だと思う。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

姉妹サイト