最近多くの人がする二重マスクのウイルス対策効果をスーパーコンピューター「富岳」がシミュレーションした。不織布マスク1枚をゆるく装着した時は、飛沫の広がり抑制効果は69%で、すき間からの漏れが目立った。しっかり装着すると、85%抑えられた。二重マスクでは89%だった。
二重マスクでもすき間ができると効果は下がる
実験した理化学研究所の坪倉誠・神戸大学教授は「二重マスクでもすき間ができると効果は下がる。1枚の不織布マスクをできるだけすき間なくつけることが大事です」という。
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「1枚をしっかり装着するのがむずかしい。もう1枚をサポーターに使って上から押さえるといい。これから人がいる所へ行くときは、僕は二重マスクにする」
司会の羽鳥慎一「しっかり装着して、さらにもう1枚やれば、効果は上がりますね」
ほかにも、マスクなしで歩行中の人が後方2~3メートルまで飛沫を飛散させていることや、店の排気ダストを回すと換気効率が4倍もよいことが、「富岳」のシミュレーションでわかった。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト