「エンタメの金曜日」ということで、最初の話題は、卓球の福原愛ちゃんの不倫と夫のモラハラが原因で離婚という週刊誌報道だ。キャスターの国山ハセンは「きのう(2021年3月4日)発売の女性セブン(3月18日号)で、『福原愛 台湾に夫も子供も残して里帰り不倫』と報じられています」、若林有子キャスターは「こちらもきのう発売の週刊文春(3月11日号)ですが、『福原愛 離婚全真相 モラハラ台湾夫とモンスター家族』とあります。テレビではラブラブのおしどり夫婦に、いったい何があったのでしょう」と伝えた。
まず、女性セブンの記事。福原は2月下旬(2021年)、横浜の中華街でメジャーリーグの大谷翔平似のイケメンと、シュウマイやソフトクリームをほほ張りながら腕を組んで歩くなどデートを楽しんだあと、男性が運転する車で高級ホテルへ。翌朝は前日とは違う服で出てきて、今度は都内の福原の自宅に向かう。ここでも一夜を過ごしたという。この一部始終が写真付きでばっちり報じられてしまった。
福原は「仲のいい友達、部屋は別々」と釈明
男性は一流企業に勤める26歳のエリート社員で、6~7年前からの付き合いというから結婚する前からだ。女性セブンに直撃された福原はどう釈明したか。「仲のいい友達の一人です。ホテルは2部屋取っていたし、自宅も部屋がいくつかあります。間違っても、そういう関係ではありません」とかなり苦しい。
週刊文春の記事は、夫の江宏傑氏と家族の福原いじめだ。妊娠中、つわりで何度も食べたものを吐いてしまうと、夫は「(胎児に)栄養がいかない」となじり、食べられるようになると、今度は「太るからやめろ」と食べさせず、歯科医療に行くときは地味な服に着替えさせられ、帰り際に「(歯科医を)誘いような口の開け方をした」と罵ったという。
義理の姉に「夫婦のプライベートをSNSやテレビで公表」されたり、義母からは「あんたはカネを産む鶏」といわれたり、福原は"自分は利用されているだけ"と感じたらしい。今年1月に離婚届を出したと書かれている。
これらの記事について、福原は「軽率な行動でご迷惑、ご心配をかけ心からお詫びします」、夫は「愛への愛情は変わっていません。未来の道は長いです」とコメントした。
アン ミカ(タレント)「愛ちゃんは国民の妹みたいな立ち位置なので、不倫という言葉としっくりこないのですが、異性とホテルに泊まったり、自宅に泊めたりしたら、私は浮気と見てしまうだろうな」
メインキャスターの田村淳「(記事のようなことを)誰が話しているのかわからないんだけど、(部屋は別々という)理屈は通らないよね。オフホワイトというような......」。オフホワイトとは、そういうことはあったけれど、一線は越えていないという白々しい言い訳のことだ。
キャスターの立川志らく「この手の下種な話題は興味ない。人のことはどうでもいいというのがあるんで。一切無視するというのは、本当はありなんだけど、それを言っちゃうと番組批判になっちゃうしね」
そういいながら、こんな記事が出るのは夫婦関係がぎくしゃくしているからだとか、もともとの嫁と姑のありかたなど、それこそどうでもいいおしゃべりを30分以上も続けていた。視聴者を馬鹿にしていないか。