5歳男児を餓死させたママ友・容疑者の恐るべき洗脳の手口 夫の浮気信じ込ませたのが入口に

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   福岡県篠栗町で、去年(2020年)春に5歳の三男を餓死させたとして、きのう4日(2021年3月)に保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の碇利恵容疑者(39)は、ママ友の赤堀恵美子容疑者(48)にマインドコントロールされていたとみられ、その洗脳の手口が明らかとなった。

   若林有子キャスターは「赤堀容疑者は碇容疑者に夫が浮気をしていると信じ込ませ、その相談に乗るふりをして支配していました」と解説した。離婚をけしかけ、浮気調査費や裁判費用を名目に、碇が受給していた生活保護費や児童手当から総額1000万円をだまし取り、ブランド品を購入していた。

   キャスターの立川志らく「洗脳というけど、おカネをだまし取ってというのはわかるんだけど、なぜ子どもに食事制限をしたのかというのがわからないですよ。ただの洗脳じゃないね」

離婚訴訟を理由に食事制限

   赤堀は「子どもが太っていると、養育費や慰謝料が取れない」といって、ご飯は長男は茶碗1杯、次男は少し減らし、三男はなしと食事を管理していたという。三男は死亡する前の10日間は水だけだったといい、体重は約10キロと同年齢の子どもの半分しかなかった。

   しかし、やせ細っていく子どもを見て、母親は放置できるものなのだろうか。「東京未来大学の出口保行教授に聞きました。(1)自分の弱みに付け込まれる(2)親や友人などとの関係を絶たせ孤立(3)脅迫や食事制限などで正常な判断を奪う――などで洗脳されていくそうです」(若林)

   上の子どもたちが通う学校や町役場、児童相談所などは、1年半に計14回訪問しているが、そのたびに赤堀が割り込んできて、調査を妨害したという。赤の他人がなぜ出てくるのか、警察も立ちあって、もっと強く出てもよかったんじゃないか。

文   カズキ| 似顔絵 池田マコト
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