きのう3日(2021年3月)、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本会長、小池東京都知事、丸川五輪担当相、バッハIOC会長、パーソンズIPC会長の5者会談が行われ、海外からの観客を受け入れるかどうかは、聖火リレーがスタートする3月25日まで、観客の上限については4月中に判断することで合意したという。
しかし、「グッドラック!」では、「開催が前提になっているが、まずはやれるのかどうかを議論すべきだ」と批判が相次いだ。キャスターの立川志らくはこうかみついた。「オリンピックは何のためにやるかといったら、アスリートのため、それをみんなが応援して、平和につなげていこうというものでしょ。だったら、コロナが終息して、安全な状態になってやるものなのに、経済のために無理やりやろうとしているのはしっくりこないですよ」
メインコメンテーターの田村淳「いまは有事で、開催ありきで進んでいっていることに違和感があります。(観客を)入れる入れない以前に、強引に進める理由を聞きたい」
木嶋真優(ヴァイオリニスト)「いま、うんと小さいコンサートでも、一人でも感染者が出たら、キャンセルや中止なんてことになるんですよね。ワクチンなし、2週間隔離なしで(大会開催が)が可能というなら、(どうしたらできるのか)ぜひ教えてもらいたいと思います」
国内の観客だけでも開催難しい
キャスターの国山ハセン「国内の観客だけでも、現状では難しいということですか?」
木嶋「いまのところ、そうですね」
髙橋知典(弁護士)「海外向けチケットは100万枚が出ているということですが、たとえば10分の1の10万人が来たとしても、その人たちを14日間隔離するホテルを用意することはできるんでしょうか」
菅内閣は来日観客の隔離を免除することを検討中というが、「なぜ外国人は特別扱いなの!?」と国内で不満が爆発することは目に見えている。志らくは「世論だって8割近くが反対している中で開催していいのかなあ」
キャスターの国山ハセン「本当に選手が来るのかという課題もあります」
副反応があるので、ワクチンを接種しない選手も少なくないという。